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ウェットスーツの選び方|厚みとタイプの違いを季節別に解説

ウェットスーツの選び方|厚みとタイプの違いを季節別に解説

更衣室で袖に腕を通した途端、これは入らないのではないかと思うくらい窮屈に感じます。

ウェットスーツはネオプレンというゴム素材でできていて、体との間に入ったわずかな水を体温で温める作りなので、少しきついと感じるくらいが本来のサイズです。

厚みの表記も独特で、3/2mmと書かれていれば胴が3mm、腕と脚が2mmという意味になります。

同じ3mmでも、バックジップかチェストジップかで首や背中からの水の入り方が変わり、着脱のしやすさも別物になります。本記事では、厚みとサイズの決め方・形ごとの向き不向き・ジップと縫製の違い・買った後の洗い方まで解説します。

アウトドア一歩 編集部

アウトドア一歩 編集部

「アウトドア一歩」は、釣り・登山・雪山・海辺・BBQ・観察・クマ対策・ポータブル電源まで、アウトドアの道具選びを用途別にまとめるメディアです。メーカーが公式に公開している仕様を確認したうえで、何を見て選べばいいのかを整理してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

ウェットスーツ選びで最初に決まるのは厚みとサイズです

厚みとフィットのどちらか片方が欠けると、水温が下がる時期には対応しきれません。

体との間に入った水を温める作りなので、生地が体から浮いていると、動くたびにその水が冷たい水と入れ替わります。

店頭で「少しきついくらいが正しい」と説明されるのは、この構造が理由です。

厚みは3mmや5mmという数字で示され、胴と腕脚で厚さを変えた3/2mmのような表記もあります。

厚いほど水の冷たさは伝わりにくくなる反面、肩と股関節の動きが重くなるので、パドリングのように腕を回し続ける動作では負担が増します。

どの水温で何mmを使うかは、メーカーや販売店が公表する目安を基準に選んでください。

風や日照、体格、水に入っている時間で体感は変わるため、何時間暖かいという形では決まりません。

フルスーツからタッパーまで、形は覆う範囲で決まります

覆う範囲が広いほど水に触れる肌は減り、その分だけ動きの自由と着脱の手軽さを手放します。売り場に並ぶ形は、この引き換えの度合いで分かれています。

フルスーツとセミドライ

首から手首・足首まで全身を覆う形がフルスーツで、水温が下がる季節の主力になります。

首・手首・足首にゴムのシールを付けて水の出入りを絞ったものはセミドライと呼ばれ、生地も厚めに作られることが多く、冬の海で使われます。

どちらも着脱に時間がかかり、真夏に着ると体温がこもって使いにくいです。

スプリングとシーガル

袖か脚のどちらかを短くして、動きやすさと露出のバランスを取った形です。長袖に短い脚を組み合わせたものをスプリング、半袖に長い脚を組み合わせたものをシーガルと呼ぶのが一般的ですが、店によって指す範囲が違うので、名前ではなく写真と丈を見て確かめてください。

ロングジョンとタッパー

袖のない長脚がロングジョン、上半身だけを覆うのがタッパーで、この2つは重ね着を前提にした作りです。

組み合わせれば胴が二重になり、季節に応じて上だけ脱ぐこともできます。

日差しと擦れを避けたいだけなら、もっと薄いラッシュガードの選び方で解説している生地とUVカットの見方のほうが、そのまま判断材料になります。

タイプ別に見る、ウェットスーツが向いている人と向かない人

タイプ覆う範囲と作り向いている人
セミドライ全身+首・手首・足首のシール、生地は厚め水温が下がる時期も水に入る人、長く浮いている使い方をする人
フルスーツ首から手首・足首まで一体春と秋を中心に、一着で幅広く通したい人
スプリング・シーガル袖か脚のどちらかが短い夏から初秋に、肩や脚をよく動かす人
ロングジョン+タッパー上下の組み合わせで変えられる季節ごとに露出を調整したい人
タッパー上半身のみ真夏に日差しと擦れだけを避けたい人

逆に向かないのは、年に一、二回の海水浴だけで使う人です。

持ち帰りと洗って干す手間が使用時間を上回りますし、真夏の水温では暑くなりすぎます。

成長期の子どもも同じで、一シーズンで寸法が合わなくなるため、キッズのラッシュガードで解説しているサイズ選びの考え方のほうが現実的です。

水に立ち込む釣りで着る場合は、ウェットスーツが浮力体ではないという点を忘れないでください。

ライフジャケットは別に用意する装備で、釣り道具の選び方では最初にそろえる一式と買う順番を解説しています。

ジップの位置と縫製で、水の入り方が変わります

背中に長いジップが付いたバックジップは、開口部が大きいので着脱がいちばん楽な作りです。

ただし首の後ろから水が入りやすく、波をかぶる使い方では背中を伝って入ってきます。

胸元で開閉するチェストジップは首まわりの開口が小さいため水の出入りを抑えられますが、頭と肩を通すときにコツが必要で、体格によっては着るだけで息が上がります。

ジップを持たないノンジップは開口部がさらに小さく、そのぶん着脱の難しさも増します。

縫い方も水の入り方を左右します。

糸が生地を貫通するジャージ縫いは価格が抑えられる一方、針穴から少量の水がにじみます。

生地の端を突き合わせて縫うフラットシーマや、裏側をテープやラバーで塞いだ仕様は、水の入りを抑える方向の作りです。

裏地を起毛させたモデルもあり、いずれも仕様表に書かれているので、同じ厚みの二着で迷ったらここを見比べてください。

サイズ表記の読み違えが、ウェットスーツの失敗でいちばん多い

MやL、MLといった記号は、身長・胸囲・胴囲・股下の組み合わせに対して割り当てられたもので、同じLでもメーカーごとに対応寸法が違います。

記号だけで注文すると、丈は合っているのに胴が余る、あるいは肩が回らないという結果になりがちです。

各社が公開しているサイズ表と自分の実寸を突き合わせ、どの項目が表から外れているかまで確認してください。

既製サイズのどこかが大きく外れる体格なら、寸法を測って作るオーダーという選択肢もあります。

手足の先は別売りだという点も見落としやすいところです。

ブーツ、グローブ、フードはスーツに含まれないので、入る季節や場所に応じて足していきます。

岩場に上がるなら足裏の保護も必要で、マリンシューズの選び方ではソールの厚さとサイズの合わせ方を解説しています。

買った後のウェットスーツは、真水と陰干しで寿命が変わります

使い終わったら真水で塩と砂を流し、風通しのある日陰で乾かしてください。

直射日光と乾燥機、ドライヤーの熱はゴムを硬くし、細かいひび割れの原因になります。

干すときは肩幅の広い太めのハンガーを使い、二つ折りで長く放置しないこと。

折り目の部分から生地が痛みます。

日焼け止めやオイルが付いたままにするのも避けたい状態です。

濡れたまま袋に入れて帰る時間も短いほうがよく、車内に一日置くと臭いが残ります。

持ち帰り用の袋は口が閉まって水が漏れないものが便利で、防水バッグの選び方ではIPX規格と容量の合わせ方を解説しています。

買い替えを考える目安は、生地が硬くなって伸びが落ちてきたとき、裏地や縫い目の裂けが広がってきたとき、ジップの動きが渋くなったときです。

よくある質問

ラッシュガードで代わりになりますか

目的が別なので、水温が下がる時期の代わりにはなりません。

ラッシュガードは日焼けと擦れを防ぐための薄い生地で、水の層を作る厚みを持っていません。

夏の海水浴や磯遊びで日差しと擦れだけを避けたいのなら、軽くて乾きも早いこちらのほうが扱いやすいです。

中には何を着ればいいですか

素肌の上に直接着るのが基本の使い方で、着脱を楽にしたい場合や擦れが気になる場合には、専用のインナーや薄手のラッシュガードを下に入れる方法もあります。厚手の綿シャツは水を吸って重くなり、生地が体から浮いてしまうので避けてください。

サーフィン用をダイビングに使えますか

兼用にはしないほうが安全です。

水深が増すと水圧で生地の気泡が潰れて薄くなるため、ダイビング用は厚みや構造が別に設計されています。

潜る予定があるなら、使う水深と水温をショップに伝えて選んでください。

破れたときは修理できますか

ネオプレン用の接着剤や補修キットが市販されているので、小さな裂けなら自分で塞げます。

縫製やジップまで傷んだ場合は、メーカーや取扱店の修理窓口に相談してください。

受け付ける範囲や期間は店によって違うので、購入時に確かめておくと後で迷いません。

まとめ

厚みとサイズで水の冷たさへの備えが決まり、形で動きやすさが決まり、ジップと縫製で水の入り方が変わります。

迷ったときは、自分が入る季節と一回の滞在時間を先に決めてから、その条件に合う覆う範囲を選ぶと絞りやすくなります。

サイズは記号ではなく実寸で合わせ、手足の先は別売りだと考えておいてください。

ぜひ本記事の比較表とサイズ表記の読み方を参考に、自分の入り方に合う一着を選んでください。

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