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マリンシューズの選び方|ソールの厚さとサイズの合わせ方

マリンシューズの選び方|ソールの厚さとサイズの合わせ方

ゴロタ石の浜で足を置いた瞬間、薄い靴底の下から石の角が突き上げてくる。

マリンシューズで最初に決まるのは、このソールの厚さと硬さです。

次に差が出るのが、波を受けたときに脱げないかどうか。

同じ「マリンシューズ」という名前で、プールサイド用の3ミリ程度しかない薄手のソックス型から、ネオプレン素材で足首まで覆うブーツ型まで並んでいるので、名前だけで選ぶと足裏が痛い、あるいは暑すぎるという結果になります。

本記事では、ソールと固定方式の見方・3タイプの使い分け・サイズの合わせ方・使ったあとの塩抜きを解説します。

アウトドア一歩 編集部

アウトドア一歩 編集部

「アウトドア一歩」は、釣り・登山・雪山・海辺・BBQ・観察・クマ対策・ポータブル電源まで、アウトドアの道具選びを用途別にまとめるメディアです。メーカーが公式に公開している仕様を確認したうえで、何を見て選べばいいのかを整理してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

マリンシューズ選びで最初に決まるのはソールの厚さと脱げにくさ

足を置く場所が砂かゴロタ石か磯かで、必要なソールはまるで違います。

砂浜と海水プールだけなら足裏を守る目的は薄く、素足感覚の薄いソールでも困りません。

一方でゴロタ石や岩場に入るなら、ラバーが厚く、指で曲げてもすぐには折れない硬さのものを選んでください。

薄いソールは石の角がそのまま足裏に伝わるので、数十メートル歩くだけで痛みが出ます。

次に確認するのが固定方式です。

かかとが浅いスリッポン型は履くのが楽な反面、寄せ波で足を取られると脱げることがあります。

ゴムバンドや面ファスナーで甲を締められるもの、シューレースやドローコードで甲と足首を絞れるものは、水中で歩いても位置がずれにくい作りです。

もうひとつ見落としやすいのが水抜きです。

アッパーがメッシュでソールに排水の穴があるものは、上がったあとに水がある程度抜けます。

防水寄りの生地で穴のないものは水が残り、歩くたびに重くなります。

なお岩場や堤防に立ち入るなら、靴の性能とは別に浮力体の準備が前提です。

ライフジャケットの選び方では、浮力表示と桜マークの見方を解説しています。

マリンシューズは形で3タイプに分かれます

ソックス型(薄手のアクアシューズ)

伸びる生地に薄いラバーを貼った、靴下に近い形です。

畳めば手のひらに載る大きさになるので、旅行や川遊びのサブとして持ち歩きやすい反面、ソールが薄く、石の多い場所では足裏を守りきれません。

砂浜・プールサイド・シャワーの行き来までが得意な範囲になります。

スニーカー型(フィットタイプ)

メッシュのアッパーにゴム紐かシューレースを備え、ソールに厚みを持たせた形です。

陸を歩ける硬さがあるので、駐車場から浜まで歩いてそのまま水に入るという使い方に向きます。

乾きはソックス型より遅く、砂が入ると内側に残りやすいので、上がったら中まで真水で流してください。

ブーツ型(ネオプレン素材)

ウェットスーツと同じネオプレンで足首から下を覆い、保温を狙った作りです。

厚みがあるぶん水温が低い時期に選ばれますが、真夏に履くと蒸れます。

同じ素材で体幹を保温する上着との組み合わせで考える場面が多いので、ウェットスーツの選び方では厚みと季節の対応を解説しています。

タイプ別に向いている人と向かない人

タイプ特徴向いている人向かない人
ソックス型薄いソール、小さく畳める砂浜・プールが主で荷物を増やしたくない人ゴロタ石や岩場を歩く人
スニーカー型厚いソール、甲を締められる磯遊びや川遊びで陸も歩く人乾きの早さを最優先する人
ブーツ型ネオプレンで保温、足首まで覆う春や秋の海、SUPやカヤックをする人真夏の日中に長時間履く人

迷ったときは、歩く距離と水温のどちらが自分の悩みかで決めてください。

足裏の痛みが心配ならスニーカー型、寒さが心配ならブーツ型、どちらも大きな問題にならない環境ならソックス型で足ります。

子どもに履かせる場合は、脱げにくさを最優先にして甲と足首の両方を締められるものを選ぶほうが安心です。

浮力の確保も同時に考えるなら、浮き輪の選び方でサイズと空気の入れ方を解説しています。

サイズは表記ではなく実寸とホールドで合わせる

マリンシューズはS・M・Lの3段階や、24〜25センチのように2サイズをまとめた表記が多く、普段の靴のサイズをそのまま当てても合うとは限りません。

足長だけでなく、甲の高さと足幅で当たり方が変わるので、メーカーが公表している対応サイズの上限側と下限側のどちらに自分が近いかを確認してください。

境界にいるなら、甲を締められるモデルのほうが調整の幅があります。

大きめを選ぶのはおすすめできません。

中で足が前後に動くと、水中で歩いたときに踏ん張りが効かず、指の付け根に擦れが出ます。

反対に小さすぎるものは、濡れた足を入れる段階でかかとが入りきらず、履くたびに手間がかかります。

指先が1センチ近く余るならワンサイズ下げる、つま先が当たるなら上げる、という判断で十分です。

素足で履くか、砂の侵入を防ぐマリンソックスを併用するかも先に決めてください。

ソックスを履く前提なら、その厚みぶんの余裕が必要です。

海外ブランドはEUやUSの表記が併記されている場合があるため、センチ換算の記載を必ず見てから注文してください。

買ってから後悔しやすいマリンシューズの選び方

いちばん多いミスマッチが、磯での用途にマリンシューズを充てることです。

マリンシューズのラバーソールは砂や石には対応しますが、海藻やヌメリが付いた磯場で滑りにくいとは言えません。

磯や船から釣りをするなら、フェルトやスパイクを備えた専用の磯靴が別のカテゴリーとして売られています。

両者は名前が近いだけの別物なので、行き先を決めてから選んでください。

釣り向けに一式そろえる順番は釣り道具の選び方で解説しています。

もうひとつ起きやすいのが、防水性を期待して買う失敗です。

マリンシューズは水に入ることを前提にした靴で、足を濡らさないための道具ではありません。

水を通しにくい生地のモデルでも、履き口から入った水は抜けにくくなります。

装備をそろえるうえで、靴だけを厚くしても解決しない部分もあります。

水面からの照り返しで焼けるのは肩と腕なので、上半身の紫外線対策は別に用意してください。

生地とUVカット表示の見方はラッシュガードの選び方で解説しています。

使用後の塩抜きでマリンシューズの寿命が変わります

海から上がったら、その日のうちに真水で内側まで流してください。

塩分と砂が残ったまま乾くと、生地の内側で砂が擦れて穴が開き、ソールを貼り付けている接着部分の劣化も早まります。

とくにネオプレンのブーツ型は、内側を裏返せないモデルだと砂が奥に溜まりやすいので、履き口から水を入れて数回ゆすぐのが現実的な方法です。

乾かすのは風通しのよい陰です。

直射日光に当て続けるとラバーとネオプレンが硬くなり、ひび割れの起点になります。

乾燥機やドライヤーの熱も接着剤には向きません。

生乾きで袋に入れると臭いが残るので、帰る前に軽く水を切っておくと扱いが楽になります。

濡れたまま持ち帰るなら、車内やバッグの中を濡らさないよう分けて入れてください。

容量と規格の合わせ方は防水バッグの選び方で解説しています。

買い替えの目安は、ソールの溝が消えたときと、アッパーとソールの境目が浮いてきたときです。使用頻度によらず、ゴム系の素材は年数でも硬くなるため、何年も物置に置いていたものを久しぶりに履くなら、履く前に曲げてひび割れがないか確かめてください。

よくある質問

マリンシューズとアクアシューズ、ウォーターシューズは違うものですか

呼び名が違うだけで、指しているものはほぼ同じです。ブランドや売り場によって呼び分けているので、名前ではなくソールの厚さ、素材、固定方式の3点で比べてください。

普段のスニーカーで水に入ってもいいですか

入れますが、水が抜けずに重くなり、乾くまでに時間がかかります。中敷きやクッション材が水を吸うと臭いも残りやすいので、水に入る前提ならメッシュと排水穴のあるものを用意したほうが快適です。

子ども用は大きめを買っても大丈夫ですか

成長を見込んだ大きめは避けてください。

水中では波で足が持っていかれるため、緩い靴は脱げます。

甲と足首を締められるモデルを選び、余りは1センチ以内にとどめるのが目安です。

洗濯機で洗えますか

製品の表示に従ってください。

表示がない場合は手洗いが無難です。

ソールが接着で貼られている構造なので、洗濯機の回転と脱水は接着部分の負担になります。

まとめ

マリンシューズは、歩く場所でソールの厚さを決め、波を受ける場面なら甲と足首を締められるものを選ぶ、という順番で絞れます。

薄いソックス型は砂浜とプール、厚いスニーカー型はゴロタ石と川遊び、ネオプレンのブーツ型は水温が低い時期という住み分けで、磯釣りには専用の磯靴という別の選択肢があります。

ぜひ本記事のタイプ別比較表とサイズの合わせ方を参考に、行き先と水温から自分の1足を絞ってください。

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