ノースフェイスのトレッキングシューズは買い?特徴と選び方

売り場でノースフェイスの靴を手に取ると、似た形のものが名前だけ変えて何足も並んでいます。
日本国内でこのブランドを展開しているのは株式会社ゴールドウインで、1978年に輸入販売を開始し、1994年に国内商標権を取得しています。
そのため国内で売られているモデルは日本向けに独自企画されたものが多く、海外のカタログとは品揃えが一致しません。
シリーズ名を覚えても翌シーズンには入れ替わりますが、くるぶしを覆う高さと靴底の硬さという見方は変わらないので、名前ではなく仕様から絞るほうが速く決まります。本記事では、日本企画という前提・カットと靴底での見分け方・用途別の選び分け・買う前に商品ページで見る箇所を解説します。

アウトドア一歩 編集部
「アウトドア一歩」は、釣り・登山・雪山・海辺・BBQ・観察・クマ対策・ポータブル電源まで、アウトドアの道具選びを用途別にまとめるメディアです。メーカーが公式に公開している仕様を確認したうえで、何を見て選べばいいのかを整理してお伝えします。
※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。
ノースフェイスの登山靴は、ゴールドウインが日本向けに企画しています
ノースフェイスはウェアとバッグで知られていますが、日本の靴も含めた製品企画はゴールドウインが担っています。輸入代理店として1978年に取り扱いが始まり、1994年に国内商標権を取得したという経緯があるため、日本のノースフェイスは「海外ブランドの輸入品」と「日本企画の国内ブランド」が同じロゴのもとに混在している状態です。
海外の型番をそのまま当てはめない
海外の登山サイトで評価の高い型番を見つけても、国内の取扱店に同じ名前で並んでいるとは限りません。
反対に、国内モデルの名前で海外のレビューを探しても情報が出てこないことがあります。
靴の評価は足型との相性で大きく変わるので、日本企画のモデルを検討するなら、国内の商品ページに書かれた足幅の表記や靴底の仕様を読んだほうが確実です。
取扱いは店舗や時期で変わるため、同じモデルが常に店頭にあるとも考えないでください。
ブランドを先に決めると、サイズで妥協しやすい
ウェアはサイズが1つずれても着られますが、靴は0.5cmずれるだけで下りでつま先が当たります。
ウェアと同じブランドで揃えたいという理由から入るのは自然ですが、足長と足幅に合う型があるかを先に確かめてください。
そもそもトレッキングシューズと登山靴で何が違うのかを押さえておきたい場合は、トレッキングシューズと登山靴の境界で解説しています。
トレッキングシューズの用途は、カットの高さと靴底の硬さで分かれます
名前が違っても、山でどう使えるかはくるぶしを覆う高さと靴底の硬さで分かれます。
カットが高いほど横方向のぐらつきは減る一方、足首が曲がりにくくなって段差では窮屈に感じます。
靴底が硬いほど岩の角に足を乗せても足裏が変形せず、代わりに舗装路では歩きにくくなるので、両方とも「高くて硬いほど上級」ではありません。
| タイプ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ローカット | くるぶしが出る。軽く、靴底は比較的やわらかい | キャンプ場や旅先の移動、林道や遊歩道が中心の人 |
| ミッドカット | くるぶしを覆い、横のねじれに強い。靴底は中程度 | 日帰りの低山で、荷物が日帰り装備までの人 |
| ハイカット | 足首まで包む。靴底が硬く、つま先も硬い | ガレ場や岩場を歩く人、泊まりの重い荷物を背負う人 |
もうひとつの分かれ目が、防水透湿メンブレンを挟んでいるかどうかです。
防水と書かれたモデルでも、履き口より深い水たまりに入れば上から水が入りますし、細かい砂は履き口から落ちます。
雨や砂礫の道で足を濡らしたくないなら、防水表記だけでなく履き口の高さも見てください。
あわせてゲイターのロングとショートの違いで解説している短い丈のものを足すと、履き口からの侵入を減らせます。
用途別|どこで線を引いてシリーズを絞るか
キャンプ場と旅先の街歩き
アスファルトと砂利の上を歩く時間が長いなら、ローカットで靴底がやわらかいものが噛み合います。
硬い靴底は路面に沿って曲がらないので、平地を長く歩くと足が疲れます。
防水は雨の日の設営で役に立ちますが、真夏のキャンプでは通気のよいメッシュ寄りのほうが快適です。
整備された登山道の日帰り
木の階段や土の道が主体で、荷物が日帰り分に収まるならミッドカットが標準的な選択になります。
石を踏んだときに足裏がたわまない程度の硬さがあれば、下りで足裏が痛くなりにくくなります。
カットの高さと靴底の硬さをどこまで上げるべきかの基準は、登山靴のカットとソールの選び方で解説しています。
岩場と泊まりの荷物
ガレ場や鎖場を含む行程、あるいはテント泊で荷物が重くなるなら、ハイカットで靴底の硬いモデルを選んでください。
荷物が重いほど足首が内外に倒れやすく、岩の角に立つ場面では靴底のねじれの少なさがそのまま安定につながります。
ただし硬い靴は足になじむまで時間がかかるので、山で初めて履くのは避け、街で何度か履いてから使ってください。
買う前にトレッキングシューズの商品ページで見る4か所
シリーズ名から入ると迷いますが、確認する箇所は4つに絞れます。
- 足のサイズ表記。cm表示が0.5cm刻みか、足幅(ワイズ)の記載があるか
- 防水透湿メンブレンの有無。搭載モデルと非搭載モデルが同じ見た目で並ぶことがあります
- 片足の重量と、その重量が何cmでの計測値か
- カットの高さ。写真だけでは分かりにくいので、仕様欄の表記で確かめます
カラー展開は年度で入れ替わり、同じ色が翌シーズンに残るとは限りません。
色で選ぶと合うサイズが無くなることがあるので、サイズと仕様を決めてから色を見てください。
試着は夕方以降、山で履く靴下を持って行くのが確実です。
靴下の厚みが変わればフィットも変わるので、登山用靴下の厚みと素材の選び方で解説している厚みを先に決めておくと、試着の判断がぶれません。
よくある質問
普段のスニーカーと同じサイズで買えますか
同じとは限りません。
登山用の靴下は普段より厚いことが多く、下りではつま先が前に動くため、実際に履いて指先に余裕があるかを確かめる必要があります。
大きめを選べばよいという話でもなく、かかとが浮けば靴擦れの原因になるので、かかとが動かないうえでつま先に余裕がある組み合わせを探してください。
海外サイトで見た型番が国内で見つかりません
日本のノースフェイスはゴールドウインが日本向けに独自企画しているモデルが多いため、海外と国内でラインアップが一致しないことがあります。国内で買うなら、型番を追うより仕様欄のカット高・防水の有無・重量で近いものを探すほうが早く決まります。
防水モデルなら雨でも中は濡れませんか
濡れないとは言えません。
防水透湿素材は生地からの浸水を防ぐ仕組みで、履き口より上から入る水や、汗による内側の湿りは別の話です。
長雨の行程ではレインウェアの裾の処理も関わるので、レインウェアの防水性と透湿性の見方で解説している丈と裾の仕様もあわせて確認してください。
靴底の張り替えはできますか
製品ごとに異なります。
張り替えを前提とした構造の登山靴と、貼り替えに対応しない構造のものがあるので、購入前か購入店で問い合わせて確認してください。
数年おきに履き替える想定なら、張り替えの可否は選定の条件から外してもかまいません。
まとめ
日本のノースフェイスはゴールドウインによる日本企画のモデルが多く、海外の型番情報をそのまま持ち込むと話が合いません。
名前で覚える代わりに、カットの高さ・靴底の硬さ・防水メンブレンの有無・足幅の表記という4つの仕様で絞れば、シリーズが入れ替わっても同じ手順で選べます。
ぜひ本記事のカット別の比較表と商品ページで見る4か所を参考に、自分の歩く道と荷物に合う一足を選んでください。
ウェア側の組み合わせは登山ウェアのレイヤリングの基本で解説しています。


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