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ラッシュガードと水着のセット|組み合わせ方と選び方の基準

ラッシュガードと水着のセット|組み合わせ方と選び方の基準

売り場でラッシュガードと水着が同じ棚に並んでいて、どちらも上下セットの写真が付いている。

この2つは着る目的が別で、ラッシュガードは紫外線と擦れを防ぐための衣類、水着は水中で動くための衣類です。

UPF50+の表示があるラッシュガードでも、水温18度の海で長く浮いていれば体は冷えていきます。

実際に選ぶときに差が出るのは、袖の長さやジップの有無より前に、どんな水辺で何時間過ごすのかという条件です。

本記事では、ラッシュガードと水着の役割の違い・タイプごとの向き不向き・サイズ表記の読み方・買ったあとの塩抜きまで解説します。

アウトドア一歩 編集部

アウトドア一歩 編集部

「アウトドア一歩」は、釣り・登山・雪山・海辺・BBQ・観察・クマ対策・ポータブル電源まで、アウトドアの道具選びを用途別にまとめるメディアです。メーカーが公式に公開している仕様を確認したうえで、何を見て選べばいいのかを整理してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

ラッシュガードと水着で最初に決まるのは「肌を覆う面積」

両者の構造の違いを一言でいえば、生地が肌のどこまでを覆うかです。

水着は胴体だけを覆い、腕・肩・背中は露出します。

ラッシュガードは長袖なら手首まで、半袖でも肩と背中を覆うので、日焼け止めを塗り直す面積がその分減ります。

海水浴で塗った日焼け止めは、水に入るたびに落ちて2時間おきの塗り直しが必要になるため、覆う面積が広いほど手間も減っていきます。

もうひとつの違いは擦れです。

サーフボードの上に腹ばいで乗る、シュノーケリングでフィンのストラップが足首に当たる、磯でゴツゴツした岩に肘をつく。

こうした場面で素肌が直接触れると赤くなりますが、ラッシュガードの生地が間に入れば当たる面積を減らせます。

ラッシュガードという名前そのものが、擦れ(ラッシュ)を防ぐ衣類という意味です。

ただし覆う面積が広いことは、そのまま保温を意味しません。

水中で体温を保つ役目を持つのはウェットスーツで、こちらは3ミリや5ミリといった厚みのある素材で水の層をつくります。

ラッシュガードは厚さ1ミリに満たない薄い生地なので、水温が低い時期の寒さ対策としては選ばないでください。

ラッシュガードの主なタイプと、形が変わると何が変わるか

長袖プルオーバー

頭からかぶるタイプで、前開きの部品がないため生地が体に沿い、水中で袖口や襟から水が入りにくい形です。

サーフィンやシュノーケリングのように、ずっと水に浸かって動く用途に向いています。

反対に、濡れたまま脱ぎ着するのは難しく、日差しの強い時間だけ着てあとは脱ぐという使い方には向きません。

フルジップ・ハーフジップ

前が開くので、水着の上から羽織って砂浜で過ごし、泳ぐときだけ脱ぐという切り替えができます。

プールサイドやキャンプ場の水遊び、子どもの付き添いで日陰と日なたを行き来する場面では扱いやすい形です。

ただしジップの金具が肌やボードに当たるため、腹ばいで乗る動作が多いサーフィンには不向きです。

半袖・ノースリーブ

腕を大きく動かす動作は楽になりますが、覆う面積が狭いので二の腕と肩に日焼け止めが必要になります。日焼け対策を主目的にするなら長袖のほうが確実で、半袖は動きやすさを優先したい人向けの形です。

レギンス・トレンカ(下半身)

脚を覆うタイプで、上下をそろえると露出は手足と顔だけになります。

トレンカは足の甲にかかる形なので、マリンシューズと合わせたときに裾がずり上がりにくい構造です。

マリンシューズの選び方では、ソールの厚さとサイズの合わせ方を解説しています。

タイプ別に向いている人と、向かない人

タイプ構造上の特徴向いている人向かない人
長袖プルオーバー前開きがなく体に沿う。水が入りにくいサーフィン、シュノーケリングで長く水中にいる人脱ぎ着を繰り返したい人
フルジップ前全開。羽織りとして使える付き添いや休憩が多い海水浴、プールサイド腹ばいでボードに乗る人
半袖・ノースリーブ腕の露出が多く動かしやすいSUPやカヤックで腕を回す人日焼けを最小にしたい人
レギンス・トレンカ脚を覆う。トレンカは足の甲にかかる上下で露出を減らしたい人、磯遊び水着の下半身だけで足りる短時間の利用
水着のみ胴体だけを覆う屋内プール、短時間の入水真夏の屋外で長時間過ごす人

表の右端を先に読んでください。

向かない条件に自分が当てはまるなら、そのタイプは候補から外していいということです。

生地の厚みやUVカット率の細かい話はラッシュガードの選び方で解説しています。

デザインから絞りたい場合はレディースの形と色の選び方のほうが近い内容です。

ラッシュガードで失敗しやすい買い方

いちばん多いミスマッチは、水着の代わりになると考えて上だけを買う買い方です。

ラッシュガードの下には水着を着るのが前提で、多くの製品は生地が濡れると体の線が出るうえ、パッドもインナーも付いていません。

上下セットで売られている商品もありますが、その下半身はレギンスであって水着ではない場合があります。

次に多いのが、寒さ対策として買ってしまう買い方です。

9月以降の海や、標高の高い川では水温が下がるため、薄い生地1枚では体温の低下を止められません。

長く水に入るなら保温を目的にしたドライスーツとウェットスーツの使い分けのほうを検討してください。

もうひとつ、UVカットの表示を確認しないまま買うと期待した効果が得られません。

UPF50+のように数値で書かれているものと、何も書かれていないものが同じ棚に並んでいます。

生地の織り方で紫外線を遮るタイプと、加工で付与しているタイプがあり、後者は洗濯回数が増えると性能が落ちていくとされます。

取扱いを確かめてから選ぶといいでしょう。

サイズ表記の読み方と、水着とのサイズ差

ラッシュガードのサイズは、同じMでも設計思想で着心地が変わります。

体に密着させる前提のフィットタイプと、羽織り前提のゆったりタイプがあり、普段の服のサイズをそのまま当てると意図と違うものが届きます。

フィットタイプは伸縮を利用して身幅を絞っているため、胸囲の実寸がサイズ表の範囲内でも、腕を上げると裾が上がります。

確認する数値は3つです。

着丈、身幅、袖丈をセンチで見て、いま持っている長袖Tシャツを平置きで測った数値と比べてください。

着丈が短いと動いたときに背中が出て、そこだけ日焼けします。

袖丈は手首を覆う長さかどうかを見て、手の甲まで覆うサムホール付きなら、手首の日焼け止めを省けます。

水着との組み合わせでは、ラッシュガードを上に着ることで水着のストラップが隠れるので、ビキニでも背中の露出を減らせます。

子ども用は成長を見込んでワンサイズ上を選びたくなりますが、大きすぎると水中で生地が波打ち、泳ぎの妨げになります。

プールで使うなら実寸に合うサイズを選んでください。

着たあとの塩抜きと、買い替えの目安

海で使ったあとは、真水で塩を落としてから干してください。

塩分が残ったまま乾かすと生地が硬くなり、伸縮性が落ちていきます。

手順は簡単で、ぬるま湯か水で押し洗いし、絞らずタオルで水を吸わせて陰干しします。

直射日光に当てて干すと生地の劣化が進むので、日陰で風を通すほうが長持ちします。

塩素も同じで、プールで使ったあとに水洗いしないと生地が変色したり、ゴムが伸びたりします。柔軟剤は生地の撥水加工や伸縮に影響することがあるため、洗濯表示に従ってください。

買い替えの目安は、生地が透けてきたときと、袖口や襟のゴムが伸びて元に戻らなくなったときです。

UVカット加工が落ちても見た目には分かりませんが、生地が薄くなって光を通すようになったら日焼け対策としての役目は終わっています。

シーズン中に何十回も使うなら1〜2シーズン、年に数回なら数年という幅で考えてください。

水辺の道具をまとめてそろえる段階なら、シュノーケルセットの3点セットの中身と選ぶ基準や、飲み物を冷やすクーラーボックスの容量と保冷力の見方もあわせて検討する順番になります。

よくある質問

ラッシュガードの下に水着は必要ですか

必要です。

ラッシュガードは水着の上に着る衣類で、下着や胸を支える機能は付いていません。

濡れると体の線が出る生地も多いので、水着かインナーを必ず併用してください。

ラッシュガードだけで日焼け止めを塗らなくて済みますか

覆われている部分は塗り直しの手間が減りますが、顔・首・手の甲・足の甲は露出したままです。

首の後ろは自分では見えないので日焼けしやすい場所です。

露出部分には引き続き日焼け止めを使ってください。

寒い時期の海でもラッシュガードで大丈夫ですか

体温を保つ用途には向きません。

ラッシュガードの生地は薄く、水中で熱を逃がさない構造ではないため、水温が下がる時期はウェットスーツやドライスーツを検討してください。

寒気や震えを感じたら水から上がって体を温め、体調に不安が残る場合は医療機関に相談してください。

ワークマンやホームセンターでも買えますか

アウトドア衣料を扱う店では取り扱いがある場合がありますが、店舗や時期によって在庫は変わります。

ワークマンでの取扱と選び方の目安はワークマンのラッシュガードは買える?で解説しています。

釣りにも使えますか

日焼けと擦れを防ぐ目的なら使えます。

ただし船や堤防ではライフジャケットの着用が前提で、ラッシュガードは浮力を持ちません。

装備の順番は釣り道具の選び方で解説しています。

まとめ

ラッシュガードと水着は、覆う面積と目的が違う別の衣類です。

長時間の屋外なら覆う面積の広い長袖を選び、脱ぎ着を繰り返すならジップ付き、腹ばいの動作が多いならプルオーバーという分け方になります。

水温が低い時期の保温には向かないので、その条件ではウェットスーツやドライスーツのほうを候補にしてください。

サイズは普段着の感覚ではなく、着丈・身幅・袖丈の実寸で決めるのが確実です。

使ったあとに真水で塩と塩素を落として陰干しすれば、生地の硬化を遅らせられます。

ぜひ本記事のタイプ別比較表と実寸3か所の確認手順を参考に、自分が過ごす水辺と時間に合った1着を選んでください。

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