SHARE:

ラッシュガードのレギンス|丈の選び方と合わせ方の基準

ラッシュガードのレギンス|丈の選び方と合わせ方の基準

売り場でレギンスとトレンカが同じハンガーに並んでいて、写真ではどちらも黒い脚ものに見えます。違うのは覆う範囲だけで、レギンスは足首まで生地が続き、トレンカは土踏まずに引っかけて甲とかかとを出す形です。

生地はポリエステルかナイロンにポリウレタンを数パーセント混ぜたものが主流で、UPF50+と表示があれば紫外線を遮る等級としては最上位にあたります。ただし着てから出てくる不満は等級ではなく、膝を曲げると裾がずり上がる、砂が入って抜けないといった作りの部分に集まります。

本記事では、レギンス・トレンカ・ハーフの違い・太ももと股下から決めるサイズの合わせ方・使用後の塩抜きまで解説します。

アウトドア一歩 編集部

アウトドア一歩 編集部

「アウトドア一歩」は、釣り・登山・雪山・海辺・BBQ・観察・クマ対策・ポータブル電源まで、アウトドアの道具選びを用途別にまとめるメディアです。メーカーが公式に公開している仕様を確認したうえで、何を見て選べばいいのかを整理してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

ラッシュガードのレギンスは、丈よりも裾と股上で着心地が決まります

同じ「足首丈」でも、裾の始末で水中での動きがはっきり変わります。

裾が単に折り返して縫われているだけのものは、平泳ぎのように膝を曲げ伸ばしする動きを繰り返すとふくらはぎまで上がってくることがあり、内側に細いシリコンの滑り止めが入っているタイプはその動きに強くなります。

砂浜の波打ち際で遊ぶなら、裾が広がっているほど砂が入り込むので、足首でやや締まる形のほうが後始末が楽です。

ウエストは平ゴムだけのものと、ゴムに調節紐を通したものに分かれます。

紐があると腰まわりに余裕のあるサイズを選んでもずり下がりを抑えられるため、ヒップと太ももの実寸が近いサイズが見つからないときの逃げ道になります。

股上の深さも見てください。

浅いものは水中で座る姿勢を取ると腰が出やすく、深いものは上のラッシュガードと重なる面積が増えて、腰の日焼けを防ぎやすくなります。

縫い目が平らに処理されたフラットシーマ仕上げなら、内もものこすれが出にくくなります。上下をそろえる前提なら、生地の厚みやUVカット表示の考え方は共通なので、上半身側はラッシュガードの選び方で生地とサイズの決め方を解説しています。

レギンス・トレンカ・ハーフ、覆う範囲で3タイプに分かれます

足首まで覆うレギンス

いちばん流通量が多いのが足首丈です。

脚全体が生地で覆われるので日焼け対策としては範囲が広く、クラゲが出る時期の海水浴やSUPのように長時間水面にいる遊びに向きます。

反面、脱ぐときに濡れた生地が足首に張り付いて手間がかかり、マリンシューズを履いたまま脱ぎ着しにくいという面もあります。

甲を出すトレンカ

土踏まずに生地を引っかけ、かかとと甲を出す形です。

足の甲が露出するぶん日焼けはしますが、裾が上がってこない安定感があり、素足でも履物でも収まりが良くなります。

足首の位置で生地が止まらないので、砂が入っても抜けやすい形です。

膝上で切るハーフスパッツ

膝上から膝丈で終わるタイプは、水着の下に履いて太もものこすれと透けを抑える使い方が中心になります。

脚の日焼け対策としては範囲が足りませんが、かさばらないので、プールと海の両方に持って行く1枚としては扱いやすいです。

ボードショーツの下に重ねる使い方もこの丈が向きます。

タイプ別に見る、ラッシュガードのレギンスが向く人と向かない人

タイプ覆う範囲向いている人向かない人
レギンス(足首丈)腰から足首まで日焼けを広く防ぎたい人、長時間水面にいる人短時間で何度も脱ぎ着したい人
トレンカ腰から土踏まず(甲は露出)裾のずり上がりが気になる人、履物を頻繁に替える人甲まで完全に覆いたい人
ハーフスパッツ腰から膝上または膝水着の下のこすれと透けを抑えたい人ふくらはぎまで日焼けを防ぎたい人

迷ったときは、水から出たあとの過ごし方で決めると外れにくくなります。

海の家やテントで着替える前提なら脱ぎやすいトレンカ、着たまま昼食をはさんで午後も泳ぐならレギンスという分け方です。

子どもに履かせる場合は、本人が自分で上げ下げできるかどうかがそのまま使用頻度に直結するので、ウエストの紐の扱いやすさまで見てください。

生地が厚めのアウトドアブランド製を候補に入れるなら、パタゴニアのラッシュガードの特徴で素材や作りの傾向を解説しています。

サイズはウエストだけでなく、太ももと股下で合わせます

伸縮する生地なので体に沿わせて着るのが前提で、ウエストの数字だけで選ぶと太ももがきつい、あるいは膝の裏に生地が余るという結果になりがちです。メーカーのサイズ表にはウエスト・ヒップ・身長が並んでいることが多いので、まずヒップと太ももまわりを基準にし、身長で丈を確認する順番が失敗しにくいです。

きついからワンサイズ上げるという判断は、脚ものでは裏目に出ることがあります。

腰まわりに余裕が生まれてずり下がり、水中で腰を出さないように何度も引き上げることになるからです。

ヒップに合わせて太ももが窮屈なら、サイズを上げるのではなく股上の深いモデルや調節紐付きに替えるほうが解決に近づきます。

体型に合う一枚が見つかりにくいときは、ラッシュガードの大きいサイズの選び方で体型別の目安を解説しています。

子ども用は成長を見込んで大きめを買いたくなりますが、余った生地が水を含んで重くなり、動きにくさにつながります。1シーズンで買い替える前提のほうが安全で、サイズ展開の細かさは店によって違うため、西松屋のラッシュガードのサイズで子ども用の展開と選び方の目安を解説しています。

ラッシュガードのレギンスに保温を期待すると、秋の海で冷えます

体を温める役割はウェットスーツが担います

脚もののラッシュガードは日焼けと擦れを防ぐための薄い生地で、体温を保つ構造ではありません。

ウェットスーツは厚みのある素材で水の層を作って保温をねらう装備なので、水温が下がる時期にレギンスだけで長く水に入ると、想定より早く体が冷えます。

風が出た日や日陰の岩場では、水から上がったあとの冷えも早く進みます。

上に羽織るものを別に用意し、寒さを感じたら水から出てください。

岩場やサンゴで脚を守る用途には足りません

薄い生地は擦れをやわらげますが、鋭い岩やフジツボに当たれば簡単に破れて、下の皮膚も切れます。

磯遊びで脚を保護したいなら生地の厚いものを選ぶだけでは足りず、足裏の装備を先に見直すほうが現実的です。

ソールの厚さと足入れの合わせ方はマリンシューズの選び方で解説しています。

なお、UVカットの表示は新品の生地に対する試験値なので、伸ばした状態や着古した生地でそのまま維持されるとは限らず、露出する顔や甲には日焼け止めを併用してください。

使用後の塩抜きと陰干しで、ラッシュガードのレギンスの寿命は変わります

伸縮性を生んでいるポリウレタンは、塩分・塩素・紫外線・熱で劣化が進む素材です。

海から帰ったらまず真水で押し洗いし、絞らずにタオルで水気を取ってから風通しのよい日陰に干してください。

直射日光の下に長く干す、乾燥機に入れる、車内に濡れたまま放置するといった扱いは、どれも生地のへたりを早めます。

柔軟剤も伸縮繊維には向きません。

プールで使ったあとも同じで、塩素が残ると色抜けと生地の硬化が起きます。

買い替えの目安は年数ではなく状態で、ウエストのゴムが戻らなくなった、膝の部分が伸びきって白っぽく透けてきた、裾のシリコンが剥がれて止まらなくなった、このどれかが出たら日焼け対策としての役目は終わりに近づいています。

シーズンの終わりに一度広げて確認しておくと、次の夏に売り場で慌てずに済みます。

よくある質問

レギンスとトレンカ、日焼け対策としてはどちらが有利ですか

覆う範囲が広いレギンスです。

トレンカは足の甲とかかとが露出するため、その部分は日焼け止めで補う前提になります。

ただし裾が上がってこない安定感はトレンカのほうが上なので、脚を動かし続ける遊びでは実用面で選ばれることもあります。

水着の下に履くのですか、上に履くのですか

どちらの使い方もあります。

ハーフスパッツはこすれと透けを抑えるために下に履くことが多く、レギンスとトレンカは水着やボードショーツの上から重ねる着方が一般的です。

インナー付きの製品は単独で履く前提なので、表示を確認してください。

プールで着用できますか

施設のルールによって変わります。

色や露出、水着として販売されているかどうかを条件にしている施設があり、同じ製品でも可否が分かれます。

行く前に施設の案内を確認するのが確実です。

男性が履いても違和感はありませんか

男性向けの脚もののラッシュガードも販売されていて、サーフィンやSUPではボードショーツの下に重ねる着方が定着しています。展開は女性向けより少ないので、ウエストと股下の実寸を先に確認して候補を絞ってください。

まとめ

脚もののラッシュガードは、覆う範囲でレギンス・トレンカ・ハーフに分かれ、日焼けを広く防ぎたいならレギンス、脱ぎ着と裾の安定を取るならトレンカという選び分けになります。

サイズはウエストの数字ではなくヒップと太ももを基準にし、きつさをサイズアップで解決しないことが、水中でずり下げずに過ごすための条件です。

保温はウェットスーツの役割で、この薄い生地に寒さ対策を任せることはできません。

ぜひ本記事のタイプ別比較表とサイズの合わせ方を参考に、自分の遊び方に合う一枚を選んでください。

あなたへのおすすめ