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青物のルアー|メタルジグとプラグの使い分けと重さの目安を解説

青物のルアー|メタルジグとプラグの使い分けと重さの目安を解説

ショアからの青物狙いで最初に決まるのは、そのポイントで届かせたい距離と、そこで泳がせたい水深です。

40グラムのメタルジグと同じ重さのミノーでは飛距離も沈下の速さも別物になるため、ルアーの種類選びは「何グラムを投げられる竿か」から逆算するのが現実的です。

堤防で足元から水深がある場所なのか、サーフで沖のブレイクまで100メートル近く投げたいのかで、選ぶべき形は変わります。

本記事では、青物ルアーで差が出る重さと沈下速度の関係・種類ごとの構造の違い・タイプ別の向き不向き・買い間違いが起きやすい表記の読み方を解説します。

アウトドア一歩 編集部

アウトドア一歩 編集部

「アウトドア一歩」は、釣り・登山・雪山・海辺・BBQ・観察・クマ対策・ポータブル電源まで、アウトドアの道具選びを用途別にまとめるメディアです。メーカーが公式に公開している仕様を確認したうえで、何を見て選べばいいのかを整理してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

青物ルアーは「重さ」と「沈下速度」で候補が半分に絞れる

青物と呼ばれるブリ・ハマチ・カンパチ・サワラ・シイラ・ソウダガツオは、いずれも回遊しながら小魚を追う魚なので、まずベイトのいる層までルアーを届けることが前提になります。

同じ40グラムでも、鉛の塊であるメタルジグは秒速1メートル前後で沈み、樹脂ボディに重心移動を仕込んだミノーは水面下1〜2メートルまでしか入らないため、水深15メートルの堤防で底付近を狙うならジグ、水面でナブラが立っているならミノーやペンシルという分かれ方になります。

次に見るのが、手持ちの竿とリールが背負える重さです。

ショアジギング用の竿には「MAX60g」「30〜80g」といったルアーウェイト表記があり、この上限を超えた重さを振ると竿が折れることがあります。

青物用として売られているルアーは20グラムから100グラム超まで幅が広いので、竿の表記の真ん中あたりを常用域と考えて選ぶと扱いやすいです。

竿の硬さや長さの見方に不安があるなら、釣竿の選び方で長さと硬さの対応を解説しています。

逆に、あまり気にしなくてよい軸もあります。

カラーは選択肢が多い割に、ベイトの種類と光量で決まる部分が大きく、青物では最初からシルバー系・ブルー系・ピンク系の3色を持っておけば足ります。

青物で使うルアーの種類と、構造からくる違い

メタルジグ

金属の塊に近い構造で、体積に対して重いため、同じ重さの樹脂製ルアーより空気抵抗が小さく飛びます。

沈下も速いので、水深のある堤防や潮の速い場所で底から表層まで探れるのが持ち味です。

代償として、巻くだけでは泳がず、竿を上下させるジャークやワンピッチジャークといった操作で動かす必要があるため、投げて巻くだけの釣りには向きません。

左右非対称の形は不規則に動き、細長いセミロング形は素直に泳ぐ傾向があります。

ミノー・シンキングペンシル

樹脂ボディにリップという水受けの板が付いたミノーは、巻くだけで潜って泳ぐので操作が簡単です。

リップのないシンキングペンシルは、ゆらゆらと水を切って泳ぎ、風が強い日でも姿勢を崩しにくいという特徴があります。

どちらも表層から水面下数メートルまでの範囲を得意とするため、青物が小魚を水面に追い上げている場面で出番になります。

ただし体積があるぶんジグほど飛ばず、深い場所を通せません。

トップウォーター(ペンシルベイト・ポッパー)

水面で動かすタイプで、ペンシルベイトは左右に首を振り、ポッパーは口の窪みで水を弾いて音と泡を出します。

魚が食う瞬間が見えるので釣趣は高いものの、水面に反応する状況でしか使えず、水面が波立っているとルアーの動きを見失いやすいです。

ジグヘッド+ワーム

鉛のオモリと針が一体になったジグヘッドに、柔らかい素材のワームを刺して使います。

ハマチクラスやサゴシが小さなベイトを食っている場面で強く、値段の面でも試しやすいです。

歯の鋭いサワラやサゴシに噛み切られる消耗は避けられません。

タイプ別に向いている人と向かない人

同じ「青物用」でも、投げる場所と操作の手間で適性が変わります。

手持ちの竿と、通いたい場所を照らし合わせて選んでください。

タイプ得意な層と特徴向いている人/向かない人
メタルジグ表層から底まで。飛距離が出て沈下が速い向く:水深のあるサーフや外向きの堤防に通う人/向かない:巻くだけの釣りをしたい人
ミノー表層〜水面下数メートル。巻くだけで泳ぐ向く:ルアー操作にまだ慣れていない人/向かない:沖の深場を通したい人
シンキングペンシル表層中心。風が強くても姿勢が安定しやすい向く:風の当たる日が多い場所で釣る人/向かない:底付近を探りたい人
トップウォーター水面のみ。目で見て掛ける釣り向く:ナブラが立つ時期に狙って通える人/向かない:時間が限られていて確率を優先したい人
ジグヘッド+ワーム表層〜中層。小型ベイトに対応しやすい向く:ハマチやサゴシから始めたい人/向かない:交換の手間を嫌う人

最初の1個をどれにするか迷うなら、竿の表記の中央値に近い重さのメタルジグが無難です。

飛距離とレンジの両方を自分で確かめられるため、次に何を買い足すかの判断材料になります。

種類ごとの基本的な考え方はルアーの選び方で釣り方別に解説しています。

青物ルアー選びで失敗しやすいパターン

いちばん多いのが、重いジグを買えば飛ぶという思い込みです。

竿のルアーウェイト上限を超えた重さは振り抜けず、フルキャストできないので飛距離はかえって落ちますし、竿の破損にもつながります。

反対に軽すぎるルアーも、風に押されてラインが膨らみ、狙った層を通せません。

フックの状態を見ないまま買うのも、あとで釣果に響きます。

青物用のジグはフック別売りの製品があり、パッケージに「フックレス」「本体のみ」と書かれていることがあるので、初めて買う型番では針が付いているかを確認してください。

付いている場合も、細軸のフックはブリクラスの力で伸びることがあります。

もうひとつは、対象魚に対して過剰なタックルを組んでしまうことです。

堤防の常連が狙っているのがハマチやソウダガツオなら、100グラム級のジグを扱う竿は明らかに重すぎて、一日振り続けられません。

行く場所で実際に釣れている魚のサイズを聞いてから選ぶほうが、道具が無駄になりません。

釣り一式をこれからそろえる段階なら、釣り道具の選び方で買う順番を解説しています。

パッケージ表記の読み方と、手持ちの道具との適合

ルアーの表記でまず見るのは重さと全長で、「40g/105mm」のように書かれています。

重さは竿とリールの適合、全長はベイトのサイズ合わせに使う数字です。

青物のベイトはイワシ・キビナゴ・サッパなど時期で変わるため、周囲で釣れているベイトが小さいときは全長の短いルアーに替えると反応が変わることがあります。

もう一点、ラインとリーダーの適合も忘れないでください。

ショアジギングではPEライン1.5〜3号にフロロカーボンやナイロンのリーダーを結ぶ組み合わせが一般的で、ルアーが重くなるほど、キャスト時にかかる力に耐えるラインが必要になります。

号数と強度の関係はハリスの号数の選び方で道糸との違いとあわせて解説しています。

スナップやリングの強度も見ておくと安心です。

ルアー本体が丈夫でも、接続部が小型のままだと、そこから壊れます。

青物用と書かれたスナップは大きめの番手が使われていることが多いので、パッケージの耐力表示(kg)を目安にしてください。

買ったあとの手入れと、買い替えの目安

海で使ったルアーは、そのまま箱に戻すとリングとフックから錆が出ます。

帰宅後に真水でさっと洗い、水気を拭いてから完全に乾かしてケースに入れるだけで寿命が変わります。

メタルジグの塗装は岩や堤防のコンクリートに当たって剥げますが、剥げた面が鉛の地肌になっても魚は釣れるので、そこは気にしなくてかまいません。

交換が必要になるのはフックとリングです。

針先を指の腹に軽く当てて引っかからなければ研ぎか交換の時期で、リングは変形や錆が見えた時点で替えてください。

サワラやサゴシを狙う場所ではリーダーごと切られることがあり、ルアーの消耗は他の釣りより早いので、気に入った型番は複数持っておくと釣りを中断せずに済みます。

青物は回遊のタイミングで釣果が決まる魚なので、当たっている時間帯に仕掛けを組み直す時間はできるだけ短くしたいところです。

よくある質問

青物用のルアーは何グラムから買えばいいですか

手持ちの竿のルアーウェイト表記が基準です。

「MAX60g」なら40グラム前後、「MAX40g」なら30グラム前後が扱いやすい重さになります。

竿がまだ決まっていないなら、堤防やサーフで幅広く使える40グラム級を基準に、竿側を合わせるという順番でも問題ありません。

メタルジグは巻くだけでも釣れますか

ただ巻きで泳ぐ設計のジグもありますが、多くは竿の操作で動かす前提の形です。

巻くだけの釣りをしたいなら、ミノーやシンキングペンシルのほうが素直に泳ぎます。

色は何色あればいいですか

最初はシルバー系・ブルー系・ピンク系の3色で足ります。

光量の少ない朝夕にピンクやグローを、日が高いときにシルバーを使う人が多いですが、その日の当たり色は現場で試して確かめるほかありません。

堤防から青物を狙うとき、ライフジャケットは必要ですか

必要です。

堤防でもテトラや濡れた足場で滑る事故が起きているので、国の型式承認を示す桜マークが付いたライフジャケットを着けてから釣り場に立ってください。

夏場の装備で迷うときは釣りウェアの選び方で季節別の考え方を解説しています。

ワームは青物に使えますか

使えます。

ハマチクラスやサゴシが小型のベイトを追っている場面では、ジグヘッドにワームを刺した仕掛けが有効です。

ただし歯の鋭い魚には噛み切られるので、替えのワームを多めに持っていってください。

まとめ

青物ルアーの選定は、竿が背負える重さと、狙いたい水深という2点でほぼ絞れます。

水深のある場所で底まで探るならメタルジグ、水面で小魚が跳ねているならミノーやペンシル、小型ベイトに合わせるならジグヘッドとワームという対応で、あとは全長をベイトサイズに寄せていく作業になります。

フックが別売りかどうか、接続部の強度が足りているかを確認しておけば、大物が掛かったときの取り逃がしも減ります。

ぜひ本記事のタイプ別比較表と重さの目安を参考に、通う釣り場に合った1個から試してください。

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