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カニ釣りの仕掛け|必要な道具と餌の選び方、釣り方の基本

カニ釣りの仕掛け|必要な道具と餌の選び方、釣り方の基本

堤防の足元をカニが歩いているのに、手元にあるのはアジ用のサビキだけという場面があります。

カニ釣りの仕掛けは魚用と考え方が別で、針で口に掛けるのではなく、餌をハサミでつかんだまま抜き上げるか、網やカゴに入ってもらうかのどちらかです。

迷いやすいのは数字の表記です。

道糸の3号は糸の太さ、オモリの3号は重さ(1号=3.75グラム)を指すので、同じ「号」でも中身が違います。

網を使うなら目合い(めあい)と枠径というミリ・センチの表記も加わります。

本記事では、仕掛けの3タイプ・号や目合いの読み方・釣り場と対象から選ぶ手順を解説します。

アウトドア一歩 編集部

アウトドア一歩 編集部

「アウトドア一歩」は、釣り・登山・雪山・海辺・BBQ・観察・クマ対策・ポータブル電源まで、アウトドアの道具選びを用途別にまとめるメディアです。メーカーが公式に公開している仕様を確認したうえで、何を見て選べばいいのかを整理してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

カニ釣りの仕掛けは手釣り・カニ網・カゴの3タイプ

カニは魚のように餌を飲み込まないため、針で掛ける形の仕掛けが基本になりません。

実際に使われているのは、糸に餌を結ぶだけの手釣り、枠に網を張って沈めるカニ網、入口が一方通行になったカゴの3タイプで、狙うカニと足場の高さで向き不向きが分かれます。

タイプ仕掛けの中身向く場所と対象
手釣りナイロンの糸に餌を結ぶだけで、針は使わない堤防の際やテトラの隙間。イソガニ・イワガニなどの小型
カニ網円形や八角形の枠に網を張り、中央に餌を固定。オモリ付き岸壁や護岸から垂らす。ワタリガニ・モクズガニ
カゴ箱型で入口が一方通行になっており、沈めて待つ河口など流れのある場所。モクズガニなど

手釣りは道具がいちばん少なく、見えているカニを相手にする遊び方に向いています。

ワタリガニやモクズガニのように大きく、気配を察すると素早く逃げる相手なら、餌ごと持ち上げてしまうカニ網のほうが取り込みやすいでしょう。

ただしカニ網とカゴは、地域によって使える漁具かどうかが変わります。

号・目合い・枠径|仕掛けの表記が示している中身

道糸の号とオモリの号は別の単位

糸の号は太さの規格で、ナイロンなら1号でおよそ直径0.165ミリ、3号で0.285ミリ前後が目安になります。

強度をポンド(lb)で書いた製品もあり、1ポンドはおよそ0.45キロなので、太さの号数と一対一では対応しません。

一方でオモリの号は重さを表し、1号=3.75グラムの倍数です。

網に付いているオモリが3号なら11グラム強で、流れの速い場所には足りない場合があります。

網の目合いと枠径

目合いは網目ひとつの大きさをミリで書いた表記で、数字が小さいほど細かい網になります。

細かいほど小型のカニも抜けにくくなる代わりに、水を受けるので引き上げが重くなります。

枠径は枠の直径をセンチで示したもので、大きいほど餌の周りに広い面ができますが、そのぶん重さとかさばりに跳ね返ってきます。

折りたたみ式を選ぶなら、畳んだときの寸法も見ておいてください。

対象と足場の高さから決める仕掛けの選び方

狙うカニを決め、足場の高さと水深を測り、そこから糸の長さを出す順番で考えると迷いません。

足元に見えている小型のカニなら手釣りで足りますが、甲幅(こうふく)の大きい相手を水面から持ち上げるなら、網かカゴを前提にします。

糸の長さは実測から逆算してください。

岸壁の高さが3メートル、水深が4メートルなら、たるみと余裕を含めて10メートル以上あると安心です。

ここが足りないと、仕掛けが底に届く前に糸を出し切ってしまいます。

餌は身が締まって糸や網から外れにくいものが扱いやすく、魚の切り身やスルメイカが定番です。

虫エサや人工餌との違いは釣り餌の種類と選び方で解説しています。

持ち帰る前提なら、クーラーボックスの内寸と保冷の見方を6面真空パネルのクーラーボックスで確認しておくと、現地で入らないという失敗を避けられます。

ほかの釣りと道具を共用したい場合の買う順番は釣り道具の選び方で解説しています。

合わない網で起きる失敗と、地域の規則の確認

糸が細すぎると、挟んだ拍子に切られたり、抜き上げの途中で切れたりします。

反対に太すぎる糸は張りが強く、風のある日は水面で浮いて底に馴染みません。

手釣りならナイロンの3〜5号あたりが扱いやすい範囲です。

網では目合いの選び間違いが出やすく、粗い網は小型のカニが抜けてしまい、細かすぎる網は引き上げの抵抗が大きくなって足場の高い岸壁で腕が止まります。

オモリの軽い網を流れのある河口で使えば、沈みきる前に流されて餌だけ取られることもあります。

使える漁具は都道府県で違う

カニ網やカゴは、都道府県の漁業調整規則で遊漁者が使える漁具の範囲が決められており、地域によっては使用が認められていません。

ガザミなどには甲幅の制限や、抱卵(ほうらん)個体を採らないという定めがある場合もあります。

買う前に、釣行先の都道府県が公開している漁業調整規則と、漁港や漁協の掲示を必ず確認してください。

表記はパッケージの仕様欄で確認する

枠径・目合い・付属オモリの号数・糸の号数は、パッケージの裏面か商品ページの仕様欄に書かれています。

写真だけでは枠の大きさが分からないので、畳んだ寸法まで載っているかを見てください。

目合いが書かれていない製品もあり、その場合は網目の写真とレビューの記述から判断することになります。

よくある質問

カニ釣りに竿と針は必要ですか

手釣りもカニ網も針は使いません。

竿も必須ではなく、糸を手で持つか、網のロープを手繰る形が基本です。

同じ堤防で魚も狙うなら一本あると便利で、長さと硬さの見方は釣竿の選び方で解説しています。

カニ網はどこの堤防でも使えますか

使えるとは限りません。

漁具の使用は都道府県の規則で範囲が決まっており、漁港ごとに立入や仕掛けの制限が掲示されていることもあります。

事前に県の水産担当部署の公開情報を確認するのが確実です。

糸は何号を選べばいいですか

手釣りならナイロン3〜5号が目安で、細いほど扱いは軽くなりますが切られるリスクが上がります。

カニ網を吊るロープは重さと水の抵抗がかかるため、道糸の号数とは別に、製品に付属している太さのものを使ってください。

まとめ

カニ釣りの仕掛けは手釣り・カニ網・カゴの3タイプで、狙うカニと足場の高さが決まれば選ぶものはほぼ絞れます。

数字の表記では、糸の号(太さ)とオモリの号(3.75グラム刻みの重さ)、それに網の目合いと枠径を分けて読むことが買い間違いを防ぎます。

網とカゴは地域の規則に左右されるので、確認は買う前に済ませておきましょう。

ぜひ本記事の3タイプの比較表と選び方の手順を参考に、自分の釣り場に合う仕掛けを選んでください。

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