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フカセ釣りの仕掛け|ウキの号数とガン玉の選び方を釣り場別に

フカセ釣りの仕掛け|ウキの号数とガン玉の選び方を釣り場別に

ウキの棚に「0号」「G2」「3B」と書かれた袋が並び、その隣のガン玉のケースにも同じB・3Bという表記があります。

同じ記号が両方に使われているのは、ウキの号数が浮力、ガン玉の号数が重さを表していて、この2つを釣り合わせるための共通の目盛りになっているためです。

ややこしいのは、道糸やハリスの号数が太さを指し、丸オモリの1号は3.75グラムという重さを指すという点で、同じ「号」でも中身が別です。

ここを取り違えると、仕掛けが表層で止まったまま流れるか、逆にウキが沈みきって当たりが分からなくなります。

本記事では、号数表記が何を表しているのか・重さの目安と段階・狙う水深から決める組み方・号数が合わないときに出る症状を解説します。

アウトドア一歩 編集部

アウトドア一歩 編集部

「アウトドア一歩」は、釣り・登山・雪山・海辺・BBQ・観察・クマ対策・ポータブル電源まで、アウトドアの道具選びを用途別にまとめるメディアです。メーカーが公式に公開している仕様を確認したうえで、何を見て選べばいいのかを整理してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

ウキの号数は浮力、ガン玉の号数は重さ|フカセ釣りの仕掛けの前提

フカセ釣りは、撒き餌(まきえ)と刺し餌を同じ速さで漂わせて魚に食わせる釣り方で、磯や堤防でメジナやクロダイを狙うときの定番です。

仕掛けの並びは、道糸にウキを通し、ウキ止め、からまん棒、ガン玉、ハリス、針と続くのが基本形で、部品そのものは多くありません。

余計な重さを足すと刺し餌だけが先に沈んで撒き餌から外れてしまうので、必要最小限の重さで釣り合わせるという考え方が土台になります。

ウキに書かれた号数は「背負える重さ」

ウキの号数は、そのウキが沈まずに支えられる重さを示しています。

3Bのウキなら3Bのガン玉をぶら下げてちょうど頭を出す設計なので、ウキ側とガン玉側で同じ記号が使われているわけです。

0号や00号のように、ガン玉を打たない状態でほとんど浮力が残らないよう作られたものもあり、これは仕掛け全体をゆっくり沈めたいときに使います。

道糸とハリスの号数は太さ

一方で道糸とハリスの号数は糸の太さを表す表記で、重さや浮力とは無関係です。

1号がおよそ0.165ミリという直径の目安に対応し、数字が増えれば太く強くなります。

海外製のラインに書かれたlb(ポンド)は強度の表示なので、号数と一対一では換算できません。

針の号数も針種ごとに基準が別で、グレ針の5号とチヌ針の2号を同じ大きさとして扱うことはできません。

ガン玉とウキの号数の段階を、重さの目安で並べる

ガン玉の表記はGとBの2列に分かれていて、Gは数字が大きいほど軽く、Bは数字が大きいほど重くなります。

この逆転が読み違いのもとになりやすいところで、G5とB5(5B)では10倍以上の差があります。

おおよその重さは次のとおりで、細かな値はメーカーごとに小数点以下が前後します。

表記重さの目安使いどころ
G5〜G8約0.07〜0.17g刺し餌をわずかに落ち着かせたいとき
G2・G3約0.25〜0.31g浅いタナを軽く探るとき
B・2B約0.55〜0.75g堤防や湾内の標準的な組み合わせ
3B・5B約0.95〜1.85g風や潮が強い日、深いタナを狙うとき
丸オモリ1号3.75gフカセ釣りでは重すぎ、投げ釣り系の表記

ウキの号数もこの記号をそのまま使うので、5Bのウキなら5Bのガン玉、2Bのウキなら2Bのガン玉が基準になります。

フカセ釣りで丸オモリの号数を持ち出す場面はほとんどなく、そちらはぶっこみ釣りの仕掛けで解説している底を取る釣りの単位です。

狙う水深と風から決める、フカセ釣りの仕掛けの組み方

号数は好みで選ぶものではなく、釣り場の条件から順番に決まります。

まず足元の水深を確かめ、魚がいるタナ(狙う水深)を仮に決めてください。

竿1本半ぶん(およそ7〜8メートル)より浅く探るなら、ウキ止めで長さを固定する半遊動でB前後から始めるのが扱いやすく、それより深く沈めたい、あるいは深さが読めない日は、ウキ止めを使わない全遊動に0号や00号を合わせて自然に落とすほうが当たりが出ます。

風と潮で号数を1段ずつ上げる

横風が入って道糸が引かれる日や、潮の流れが速くて仕掛けが浮き上がる日は、決めた号数から1段ずつ重くしてください。

B→2B→3Bと上げていけば、ウキが立って刺し餌も沈むようになります。

逆に無風で潮が動かない日に3Bを使うと、刺し餌が撒き餌より速く落ちて同調しません。

ハリスは道糸より細く

道糸2号ならハリスは1.5号、道糸1.5号ならハリス1.2号といった具合に、ハリスは道糸より細くするのが原則です。

根に張り付いて切れるときにハリスから先だけが失われ、ウキを回収できます。

ハリスの長さは2〜3メートルが標準で、食いが渋い日は長くして、そのぶん軽い号数に振ります。

撒き餌と刺し餌の組み合わせは釣り餌の種類と選び方で解説しています。

フカセ釣りで号数が合わないと出る症状と、表示の確認場所

同じ3Bと書かれたウキでも、銘柄によって沈み方は変わります。

表示号数は「そのガン玉を付けたときに釣り合う」ことを示すだけで、そこから先にどれだけ浮力が残るか、自重が何グラムで飛ぶかは各社の設計しだいです。

そのため、ウキとガン玉を同じ号数で組んでも、ある製品では立ちすぎ、別の製品ではじわじわ沈むという差が出ます。

浮きすぎ・沈みすぎで出る症状

号数が軽すぎると、ウキが横に寝たまま流れて刺し餌が表層をさまよい、当たりがあっても糸が張らないので手元に伝わりません。

重すぎる場合は、投げた直後にウキが水面下へ消えて、根掛かりと当たりの区別がつかなくなります。

どちらも1段刻みで振り直せば直る話なので、ガン玉はGからBまでケース入りのものを一式持っておくと現場で対応できます。

何をそろえるかで迷うときは釣り道具の選び方で買う順番から解説しています。

パッケージと商品ページで見る場所

ウキの号数は台紙の表面に大きく印字され、自重と適合ハリスの目安が裏面や側面に小さく書かれています。

ガン玉はケースの仕切りごとに表記があり、重さのグラム数まで併記した換算表が蓋の裏に貼られている製品もあります。

ラインは巻きラベルに号数・lb・直径・巻き量が並ぶので、号数だけでなく直径まで見比べてください。

磯竿に書かれた1.5号は竿の強さを示す別の表記で、釣竿の選び方で長さと号数の見方を解説しています。

よくある質問

ウキの0号とG2はどちらが軽いのですか

0号のほうが軽い仕掛け向けです。

0号はガン玉を打たない状態でほぼ浮力が残らないよう作られていて、G2表示のウキはG2のガン玉ぶんの余力を持っています。

刺し餌を撒き餌と同じ速さで落としたい日は0号、少しだけ沈める力が欲しい日はG2から試してください。

ハリスを道糸と同じ号数にしてもいいですか

すすめられません。

同じ太さだと、根掛かりや大物のやり取りで切れる場所が定まらず、ウキごと失う可能性が高くなります。

道糸2号ならハリス1.5号のように、必ず1段細いものを結んでください。

ガン玉は何号をそろえておけばいいですか

堤防や湾内が主戦場なら、G3・G2・B・2B・3Bの5段階があればほとんどの日に対応できます。

潮の速い磯に通うなら5Bまで足してください。

号数を1段ずつ隣に持っていることが、その日の風と潮に合わせる前提になります。

まとめ

フカセ釣りの仕掛けで出てくる号数は、ウキが浮力、ガン玉が重さ、道糸とハリスが太さという3つの別の目盛りで、記号が同じでも意味は共通していません。

組み方は水深とタナで基準の号数を決め、風と潮の強さに応じて1段ずつ上げ下げし、ハリスは道糸より細くする、この順番で迷いがなくなります。

同じ表示でも銘柄ごとに沈み方が変わるので、最初の1日は基準から前後1段を持って行くと調整できます。

ぜひ本記事の重さの目安表と決める順番を参考に、自分の釣り場に合う号数から試してください。

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