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釣竿は初心者にどれ?最初の1本に選ぶ長さと硬さの目安を解説

釣竿は初心者にどれ?最初の1本に選ぶ長さと硬さの目安を解説

売り場に並ぶ釣竿には、根元近くに「1.8m」「180」「M」「ML」といった表記が入っています。

初心者がまず見るべきはこの2つで、長さと硬さが決まれば残る選択肢はかなり絞れます。

逆に、この2つを見ずにセット品を買うと、堤防で足元しか届かない、あるいは軽い仕掛けが投げられないという食い違いが起きます。

竿の値段の差は素材やガイドの質から出るもので、初めの1本で差を感じる部分ではありません。

本記事では、長さと硬さの読み方・振出とルアーロッドの違い・タイプ別に向いている人・買い間違いが起きる表記まで解説します。

アウトドア一歩 編集部

アウトドア一歩 編集部

「アウトドア一歩」は、釣り・登山・雪山・海辺・BBQ・観察・クマ対策・ポータブル電源まで、アウトドアの道具選びを用途別にまとめるメディアです。メーカーが公式に公開している仕様を確認したうえで、何を見て選べばいいのかを整理してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

初心者の釣竿選びで最初に決まるのは長さ

釣竿の表記にある「1.8m」「270」といった数字は、継いだ状態の全長です。

この数字だけで、行ける場所と扱える仕掛けの重さがほぼ決まってしまうので、硬さやメーカーより先に長さから考えてください。

足場が低くて水面が近い堤防の内側や、船の上なら1.8〜2.4mで足ります。

竿が短いほど仕掛けの真上に立てるので、糸が風で流されず、当たりも手元に伝わりやすくなります。

一方で、テトラ帯や沖向きの高い堤防では水面まで数メートルの落差があり、短い竿では魚を抜き上げる途中で壁に当たります。

ここは3.6m前後が扱いやすい範囲です。

砂浜から遠くへ投げるなら4mを超えるものもありますが、初めの1本には重すぎます。

長さは携行性ともつながっています。

全長3.6mの竿でも、たたんだときの寸法(仕舞寸法)は製品ごとに違い、振出式なら50〜70cm程度に収まるものが多いです。

電車や自転車で移動するなら、全長ではなく仕舞寸法のほうを先に見てください。

この寸法は自宅での置き場所にも関わるので、釣竿の収納方法では室内で場所を取らない立て方まで解説しています。

硬さの表記は投げられる重さの上限を指す

竿には「L」「ML」「M」「MH」「H」といった硬さの表記が入り、Lがやわらかく、Hが硬いという順です。

硬いほうが強い竿だと思って選ぶと失敗します。

硬さは、その竿が曲がって仕掛けを飛ばせる重さの範囲と対応しているためです。

そのため実際に見るべきなのは、硬さの記号よりも竿に印字された「ルアー重量」や「オモリ負荷」の数値です。

「5〜21g」と書かれた竿に3gのジグヘッドを付けても竿が曲がらず、飛距離が出ません。

反対に上限を超えるオモリを投げると、竿が折れる原因になります。

手元にある仕掛けの重さがこの範囲に入っているかどうかが、硬さ選びの実質的な判断材料になります。

アジやメバルのような小さな魚をルアーで狙うならLからML、サビキやちょい投げのようにオモリを使う釣りならMからMHが目安です。

迷ったときはMLを選ぶと、扱える重さの幅が広く、軽い仕掛けと10g前後のオモリの両方に対応できます。

長さと硬さの組み合わせをもう少し詳しく知りたい場合は、釣竿の選び方で長さごとの使い分けまで解説しています。

継ぎ方と用途で分かれる釣竿のタイプ

振出式(万能竿・磯竿)

穂先を引き出して伸ばす構造で、たたむと短くなるのが振出式です。

仕舞寸法が小さいので持ち運びに向き、堤防でのサビキ釣りやちょい投げ、ウキ釣りまで1本で回せます。

節の数が多いぶん、砂が入ったまま縮めると節が固着しやすいので、使用後に節を伸ばして砂を落とす手入れが要ります。

2ピースのルアーロッド

2本に分かれて継ぐ構造で、シーバスロッドやエギングロッドがこの形です。

継ぎ目が1か所だけなので竿全体の曲がりが素直で、ルアーを操作したときの反応が手元に伝わります。

たたんでも全長の半分ほどの長さが残るため、車移動が前提か、ロッドケースを別に用意することになります。

コンパクトロッドと竿・リールのセット

1.8m前後で仕舞寸法が40cm台に収まるものが多く、船釣りや管理釣り場で扱いやすいタイプです。

リールと糸が付いたセット品も同じ棚に並びますが、セットの多くは長さと硬さが固定されているので、自分が行く場所に合っているかを表記で確かめてから選んでください。

初心者に向いているタイプと向かないタイプ

タイプ長さの目安特徴向いている人
振出式の万能竿2.7〜3.6m仕舞寸法が小さく、サビキからちょい投げまで使える堤防で何を釣るか決めていない人、電車や自転車で行く人
2ピースのルアーロッド2.1〜2.6m継ぎ目が少なく操作の反応が良い、対応する重さの範囲は狭いルアーで狙う魚を決めている人、車で行ける人
コンパクトロッド1.8m前後足場が低い場所と船に向く、高い堤防では抜き上げにくい船釣りや管理釣り場から始める人、荷物を小さくしたい人
竿とリールのセット製品により固定糸まで付いていて追加購入が少ないまず一度やってみたい人、表記を確認して条件が合う人

振出式の万能竿が向かないのは、ルアーを細かく動かして誘う釣りを最初からやりたい人です。

節が多い構造では手元に返る情報が減り、ルアーの動きを感じ取りにくくなります。

反対に2ピースのルアーロッドは、対応するルアー重量の範囲が狭いため、サビキ仕掛けやオモリを付けた投げ釣りには使えません。

行きたい釣り場と狙う魚が決まっていない段階で買うと、使い道のない1本になります。

初心者がやりがちな買い間違い

長さの数字だけを見て、上限のオモリ負荷を確認しないまま買ってしまうのが最も多い食い違いです。

同じ3.6mの磯竿でも「1号」と「3号」では扱える仕掛けの重さが数倍違い、号数が小さい竿に重いオモリを付ければ投げた瞬間に折れます。

磯竿の号数は主に太さと強さを示す表記で、オモリの号数(1号=3.75グラム)とは意味が別です。

数字が同じでも同じものを指していないので、竿に印字された負荷の範囲そのものを読んでください。

もう一点は、リールとの組み合わせです。

竿には「適合リール」や糸の号数の目安が書かれていることがあり、小さめの竿に大型のリールを付けるとバランスが崩れて重く感じます。

手持ちのリールを使い回すつもりなら、リールの番号(2000番、4000番など)と巻いてある糸の号数を先に確認しておくと選択が早くなります。

竿・リール・仕掛けを含めた最初の一式の順番は、釣り道具の選び方で買う順番まで解説しています。

買ったあとの手入れが寿命を分ける

海で使った竿は、真水で塩を落として乾かしてから収納してください。

塩が残るとガイドの金属部分が腐食し、糸が通る輪の内側が荒れて糸が傷みます。

振出式は節を全部伸ばした状態で流し、乾いてから縮めるのが基本です。

砂が入ったまま押し込むと節の合わせ目が削れ、次に伸ばしたときに固まって動かなくなります。

穂先は最も細い部分なので、車のドアや玄関で折る事故が多い場所です。

竿袋やロッドケースに入れて運び、置くときは立てるか、穂先が壁に触れない向きで寝かせてください。

ガイドに糸を通したまま長期間放置すると、糸の巻き癖が残るうえ、糸自体も紫外線で劣化します。

使わない期間が続くなら糸は巻き替える前提で考えておくといいでしょう。

よくある質問

最初の1本はどの長さを選べばいいですか

堤防から始めるなら2.7〜3.6mの範囲が扱いやすく、この長さならサビキ釣りもちょい投げも同じ竿で試せます。

足場が低い場所や船が中心になるなら1.8〜2.4mでも足ります。

行く場所が決まっていないうちは、仕舞寸法が小さい振出式のほうが持ち運びで困りません。

竿とリールのセット品でも大丈夫ですか

使えます。

ただしセットは長さと硬さが固定されているため、パッケージに書かれた全長・オモリ負荷・対象の釣り方が自分の行き先と合っているかを確認してください。

糸が細すぎる、あるいは対応するオモリが軽すぎるという食い違いは、買ったあとでは直せません。

硬さの記号が書かれていない竿はどう判断しますか

磯竿や万能竿には「1号」「2号」のような号数と、オモリ負荷の数値が印字されています。

号数が小さいほどやわらかく軽い仕掛け向き、大きいほど硬くて重い仕掛け向きです。

判断はオモリ負荷の数値を基準にすると確実で、自分が使う仕掛けの重さがその範囲に入っているかを見てください。

ルアー用の竿でエサ釣りもできますか

軽い仕掛けなら使えますが、オモリ負荷の上限が低いため投げ釣りには向きません。

ルアーロッドはルアー重量の範囲が狭く設定されており、その範囲を超える重さを投げると破損の原因になります。

エサ釣りとルアーの両方を試したいなら、負荷の幅が広い万能竿のほうが融通が利きます。

使うルアーの重さの決め方はルアーの選び方で釣り方別に解説しています。

買い替えの目安はありますか

ガイドの内側が欠けて糸に傷が付くようになったとき、振出式の節が固着して伸縮できなくなったときが交換の目安です。

竿は使う頻度よりも、塩や砂を残したかどうかで寿命が変わります。

折れていない限り塗装の傷は性能に影響しないので、見た目だけで買い替える必要はありません。

まとめ

釣竿選びで先に決まるのは長さで、行く釣り場の足場の高さと移動手段から逆算すると2.7〜3.6mか1.8〜2.4mのどちらかに絞れます。

次に見るのは硬さの記号ではなく、竿に印字されたルアー重量やオモリ負荷の数値で、自分が使う仕掛けの重さがその範囲に入っているかどうかが判断の基準になります。

振出式の万能竿は釣り方を決めていない段階に向き、2ピースのルアーロッドは狙う魚が決まってから選ぶと無駄がありません。

ぜひ本記事のタイプ別の比較表と、長さ・オモリ負荷の見方を参考に、自分が行く釣り場に合う1本を選んでください。

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