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釣り糸の結び方|強度が落ちない基本4種の手順と使い分けを解説

釣り糸の結び方|強度が落ちない基本4種の手順と使い分けを解説

仕掛けを結んだところからすっぽ抜けて、ルアーだけが飛んでいく。

原因のほとんどは、締め込むときに糸を濡らしていないか、締め込みが甘いかのどちらかです。

釣り糸の結束強度は元の糸の強さの何割かに必ず落ちるので、8割残せる結びと5割しか残らない結びでは、同じ号数でも切れる場面がまったく違います。

まず覚えるのはユニノットひとつで足りて、あとは糸同士をつなぐ電車結びを足せば、堤防での釣りはひと通りまわります。

本記事では、ユニノットの手順・締め込みで失敗したときに起きること・ナイロンとPEで変わる結び方の使い分けを解説します。

アウトドア一歩 編集部

アウトドア一歩 編集部

「アウトドア一歩」は、釣り・登山・雪山・海辺・BBQ・観察・クマ対策・ポータブル電源まで、アウトドアの道具選びを用途別にまとめるメディアです。メーカーが公式に公開している仕様を確認したうえで、何を見て選べばいいのかを整理してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

釣り糸の基本はユニノット一つで足りる

サルカンやスナップ、針の環(かん)に糸を結ぶ場面は、ユニノットで全部まかなえます。

手順を覚えたら、あとは同じ動作の繰り返しです。

  • 糸の先端を環に通し、10〜15センチほど余らせます。短いと後の巻き付けで指が足りなくなります。
  • 通した先端を本線に沿わせて折り返し、輪をつくります。この輪の中に先端を通していきます。
  • 輪の中をくぐらせながら、本線と折り返した糸をまとめて4〜5回巻きます。太い糸は4回、細い糸やPEは5〜6回にすると、締めたときに滑りにくくなります。
  • 巻いた部分に唾か水をたっぷり付けます。乾いたまま締めると摩擦で熱を持ち、その一点だけが弱くなります。
  • 先端側をゆっくり引いて巻きを整え、続いて本線を引いて結び目を環まで送り込みます。一気に引かず、巻きが均一に寄っていくのを見ながら締めてください。
  • 余った先端は1〜2ミリ残して切ります。ぎりぎりまで切ると、締め込みが甘かったときに抜けます。

巻き数を増やすほど摩擦は増えますが、増やしすぎると締め込むときに巻きが重なって食い込み、そこから切れます。

ナイロンやフロロカーボンの3号前後なら5回を基準にして、指で締めた感触が硬すぎるなら1回減らすといいでしょう。

道糸とハリスをつなぐ電車結び

糸と糸をつなぐ場面では、2本を並べて重ね、片方の糸で相手の糸を巻いてユニノットを作り、反対側も同じように作ってから、両方の本線を引いて2つの結び目を寄せます。

要するにユニノットを向かい合わせに2つ作るだけなので、手順を新しく覚え直す必要はありません。

太さの差が2倍を超えると細い側が食い込んで切れやすくなるため、その場合は号数を近づけるほうが確実です。

締め込みを省くと釣り糸はどこで切れるか

濡らさずに締めた結び目は、見た目はきれいに締まっていても内部が傷んでいます。ナイロンやフロロカーボンは摩擦熱に弱く、締め込みの瞬間に糸の表面が溶けたような状態になり、そこが弱点として残ります。魚が掛かって一気に引かれた瞬間、竿でも道糸でもなく結び目だけがぱつんと切れるのはこのためです。

締め込みが足りない場合は切れ方が違い、結び目がほどけて糸の先がちりちりと縮れて戻ってきます。

切れた糸の先を見れば、どちらの失敗だったかが分かります。

先端が斜めに鋭く切れていれば締めすぎか傷、縮れていればすっぽ抜けです。

結束強度は元の糸の何割か落ちるという前提を持っておくと、号数の選び方も変わります。

3号の糸を使っていても、結び目が7割の強さしか出ていなければ実質2号ちょっとで戦っていることになります。

狙う魚に対して糸が細すぎないかどうかは、釣竿の選び方で解説している竿の硬さとのバランスも含めて考えたほうが失敗しません。

釣り糸の結びでよくある失敗と直し方

結び目が環の手前で止まる

本線を引いても結び目がサルカンまで下りてこないときは、巻きが重なっているか、締める順番を飛ばしています。

先端側を引いて巻きを整える工程を省くと、輪の中で糸が交差したまま固まります。

無理に引くとその交差部分に力が集中して切れるので、いったんほどいて結び直してください。

ほどけない場合は切って結び直すほうが早く、一度食い込んだ結び目は元の強さに戻りません。

PEラインだけがすっぽ抜ける

PEは表面がつるつるしていて伸びもほとんどないため、ナイロンと同じ巻き数では摩擦が足りません。

巻き数を6回程度まで増やし、締めたあとに指で結び目を軽く引っ張って、動かないことを確かめてください。

それでも抜けるなら、PE単体で結ぶのをやめてリーダー(先端に足す別素材の糸)を挟む構成に変えるほうが現実的です。

暗い場所で結べない

夜釣りや朝マヅメは手元が見えず、細い糸ほど手間取ります。

ヘッドライトを額ではなく胸の高さに下げると手元に影が落ちにくくなり、結びやすくなります。

仕掛けを何組か家で作って持っていくのも有効で、現場では結ばずに交換するだけで済みます。

作った仕掛けの持ち運びにはタックルボックスの選び方で解説している仕切りのある収納が向いています。

ナイロン・フロロ・PEで釣り糸の結び方をどう変えるか

素材ごとの性質を押さえておくと、どの結びを選ぶかで迷わなくなります。

素材結ぶときの性質巻き数の目安と対応
ナイロン伸びがあり結びやすい。締め込みの力を吸収してくれる4〜5回。ユニノットで十分
フロロカーボン硬くて張りがあり、巻きが戻りやすい。摩擦熱に弱い5回。濡らす工程を省かない
PE滑りやすく伸びがない。すっぽ抜けが起きやすい6回以上、またはリーダーを介する

初めての一巻きならナイロンが扱いやすく、結び直しの練習にも向いています。

フロロカーボンは水中で見えにくく擦れに強い一方、結ぶときの硬さで慣れが要ります。

PEは細くても強い代わりに結束が難点なので、飛距離が要る釣りに進んでから使えば十分です。

仕掛けごとに指定される糸の号数も違い、キス釣りの仕掛けでは細い糸で数を釣る前提の号数が使われ、泳がせ釣りの仕掛けでは大型を想定した太い糸とハリスの組み合わせになります。

結び方は同じでも、素材と太さで巻き数を調整してください。

よくある質問

結んだ糸は毎回切って結び直すべきですか

使ったあとの先端1メートルほどは、岩やテトラに擦れて細かい傷が入っていることがあります。

指で挟んで滑らせ、ざらつきを感じたらその部分を切って結び直してください。

傷がなくても、大きな魚を掛けたあとや根掛かりを外したあとは結び直すほうが安全です。

唾で濡らすのと水で濡らすのに違いはありますか

目的は締め込むときの摩擦熱を抑えることなので、どちらでも構いません。

海釣りなら海水でも問題ありません。

乾いたまま締めないことだけを守ってください。

余った糸の端はどこまで短く切っていいですか

1〜2ミリ残してください。

結び目のきわで切ると、締め込みが甘かったときに先端が引き込まれて抜けます。

長く残しすぎると、その端に糸が絡んだりゴミが引っかかったりします。

結び方を覚えるのに練習は必要ですか

太めの糸で自宅で数回やっておくと、現場で慌てません。

太い糸のほうが巻きの重なりが目で見えるので、手順の理解が早く進みます。

最初にそろえる道具については釣り道具の選び方で解説しています。

まとめ

ユニノットを一つ覚えて、巻き数を素材に合わせて4〜6回で調整し、締める前に必ず濡らす。

この3点を守るだけで、すっぽ抜けと結び目切れはほとんど起きなくなります。

切れた糸の先端を見れば、締めすぎだったのかすっぽ抜けだったのかが判断でき、次の一投で修正できます。

ぜひ本記事のユニノットの手順と素材別の巻き数の目安を参考に、まずは太めのナイロンで手を動かしてみてください。

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