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釣竿ケースの選び方|ハードとソフトの違いと長さの合わせ方を解説

釣竿ケースの選び方|ハードとソフトの違いと長さの合わせ方を解説

売り場に並ぶ釣竿ケースは、120cmや145cmといった長さの刻みで置かれていて、自分の竿がどれに入るのかはその場では分かりません。

判断の基準になるのは、竿を畳んだときの長さ、つまり仕舞寸法(しまいすんぽう)です。

ケースの内寸が仕舞寸法を3〜5cm上回っていれば、竿尻を底に着けても穂先(ほさき)が蓋に当たりません。

反対に外寸の表示だけを見て買うと、内側のクッションや底板の厚みぶんが足りず、ジッパーが閉まらないという買い間違いになります。

本記事では、内寸と仕舞寸法の合わせ方・ハードとソフトで守れるものの違い・電車や車といった移動手段別に必要な条件を解説します。

アウトドア一歩 編集部

アウトドア一歩 編集部

「アウトドア一歩」は、釣り・登山・雪山・海辺・BBQ・観察・クマ対策・ポータブル電源まで、アウトドアの道具選びを用途別にまとめるメディアです。メーカーが公式に公開している仕様を確認したうえで、何を見て選べばいいのかを整理してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

釣竿ケースは仕舞寸法の実測から選びます

最初にやることは、手持ちの竿を畳んでメジャーを当てることです。

カタログの仕舞寸法は元竿の長さで、尻栓(しりせん)やトップガイドの出っ張りを含まない表記もあるため、いちばん長いところを実測した数字で判断してください。

2ピースのルアーロッドなら110〜130cm前後、振出の磯竿なら1m前後、多継ぎのパックロッドなら50〜60cm台に収まるものもあり、必要な長さはこれだけ幅があります。

長さが足りていても入らないことがあり、原因はたいてい太さです。

竿はバット(根元)側が太く、リールシートやEVAグリップがあるぶんさらに径を取るので、筒型のハードケースでは内径が数ミリ足りずに引っかかります。

2本まとめて入れるつもりなら、内径の余裕はもっと必要です。

何本収めるかも先に決めておくと選択肢が絞れます。

まだ竿そのものを決めていない段階なら、長さと硬さの見方を先に固めたほうが早く、失敗しない最初の1本の基準で解説しています。

ハード・セミハード・竿袋で守れるものが違います

ハードケース(筒型)

樹脂やアルミの筒に竿を入れるタイプで、上から荷物を積まれても潰れず、横からぶつけても中の竿まで力が届きにくい構造です。

そのぶん本体が重く外径も太いので、電車を乗り継いで持ち歩くと肩と改札で苦労します。

車で運ぶ遠征や、宅配便で竿を送る場面に向いています。

セミハードケース

布地の内側に芯材を入れた構造で、擦れと軽い衝撃には対応し、真上からの荷重には筒型ほど耐えません。

長辺がフルオープンするジッパー式ならリールを付けたまま寝かせて入れられるモデルもあり、肩掛けベルトが付くので徒歩の移動が楽です。

汎用性が高く、最初の1つに選ばれやすいタイプです。

竿袋とロッドベルト

布の袋やマジックテープのベルトは、竿同士の擦れ傷とガイドの絡みを防ぐための道具で、潰れや折損には効果がありません。

単体で使うより、ハードやセミハードの中で1本ずつ包む併用が現実的です。

タイプ別に向いている人と、向かない人

タイプ守れるもの向いている人向かない人
ハードケース(筒型)潰れ・打撃・折損車で遠征する人、竿を送る人、高価な竿を複数持つ人電車と徒歩が中心の人、軽さを優先する人
セミハードケース擦れ・軽い衝撃1〜2本を肩に掛けて運ぶ人、リールを付けたまま入れたい人荷物を積み重ねる車載や長距離輸送が多い人
竿袋・ロッドベルト擦れ傷・ガイドの絡みすでにハードを持ち、中で仕切りたい人これ1つで竿を守りたい人

迷ったときは、竿を裸で置く時間がどこで発生するかを考えてください。

車のラゲッジで他の荷物と一緒になるならハード、堤防まで担いで歩くだけならセミハードで足ります。

竿以外の道具もまだそろっていない段階なら、ケースは後回しでも釣りは成立するので、初心者が最初にそろえる一式と買う順番で解説している優先度を先に確認するのもひとつの手です。

電車・車・飛行機で変わる釣竿ケースの条件

電車移動でものを言うのは外寸と担ぎ方です。

全長が140cmを超えると階段や改札で前後の人に当たりやすく、肩掛けベルトの有無で疲れ方がまるで変わります。

混雑する時間帯は縦に立てて体の側に寄せる必要があるので、太い筒型より薄いセミハードのほうが扱いやすいです。

堤防でのルアー釣りなら2ピース1本で足りることも多く、狙う魚と道具立ては堤防で狙える魚と重さやカラーの選び方で解説しています。

車の場合は、車内で転がしたまま走らないことが前提です。

急ブレーキで前席側へ飛ぶと危険なので、天井のロッドホルダーに固定するか、ケースに入れて荷室の側面に寄せてください。

リアゲートやドアで挟む折損もよくある事故で、閉める前にケースの端の位置を目で確かめる習慣が有効です。

飛行機で運ぶなら、受託手荷物として預けられる長さの上限は航空会社ごとに違うため、予約した便の規定を事前に問い合わせてください。

預ける前提なら、荷重に耐える筒型のハードケースが無難です。

歩く距離が長い渓流の釣りでは仕舞寸法の短い竿が主流で、その道具立てはスプーンとミノーの使い分けと重さの目安で解説しています。

買ってから気づく釣竿ケースの見落とし

リールを付けたまま収納したい人がつまずくのは、内径ではなく開口部です。

端から差し込む筒型はリールシート部分が引っかかりやすく、長辺が全開するジッパー式でなければ着けたままの出し入れは現実的ではありません。

買う前に、開き方が端だけなのか側面全体なのかを確認してください。

仕切りのないケースに複数本を入れると、細い穂先が中で泳いでガイドに乗り上げます。

竿袋やベルトで1本ずつまとめれば防げるので、ケース側に仕切りがないなら袋を別に用意したほうが安全です。

持ち手が片側だけの製品は、長さがあるほど肩に食い込みます。

ショルダーベルトの幅とパッドの有無は、駅から釣り場まで歩く人にとって長さや素材と同じくらい選定に関わる部分です。

底のクッションが薄いモデルも、竿尻を突き上げる形になるので実物の底を押して確かめてください。

塩抜きと乾燥、釣竿ケースの買い替えどき

海で使ったあとに濡れた竿をそのまま入れて閉じると、ケースの内側に塩分と湿気が残り、ジッパーやマジックテープが塩を噛んで動きにくくなります。

竿は真水で濡らした布で拭いてから収納し、帰宅後はケースも開いたまま陰干ししてください。

筒型のハードケースは底に水が溜まるので、逆さにして水を切ってから乾かします。

買い替えの目安になるのは、芯材が折れて自立しなくなったとき、ジッパーが噛んで閉まらなくなったとき、内側の起毛が抜けて竿にすり傷が付くようになったときです。

生地の撥水は使うほど落ちますし、縫い目やジッパーからは水が入るので、雨天の釣行が多い人は防水性能そのものより乾かしやすさで選ぶほうが長持ちします。

よくある質問

釣竿ケースは本当に必要ですか

竿を車に載せて釣り場まで運ぶだけでも、穂先は他の荷物や車のドアで簡単に折れます。

ケースは折損と擦れを減らすための道具で、竿を守れる確率は上がりますが、上から荷物を積めばハードでも中の竿に力が伝わります。

運び方とセットで考えてください。

竿は1本ずつ分けたほうがいいですか

分けたほうが傷は減ります。

竿同士が触れるとガイドのフレームが相手のブランクに当たり、塗装の傷から入ることがあります。

1本ずつ竿袋に入れてからケースへ収めるのが確実です。

リールを付けたまま入れられますか

長辺が全開するタイプのセミハードケースなら、リールを付けたまま寝かせて収納できるモデルがあります。

筒型は開口部が端だけなので、リールを外して入れる前提です。

仕様表で開き方と内寸径の両方を確認してください。

ハードケースならどんな運び方でも安心ですか

潰れと打撃には強いですが、中で竿が動けば内側で穂先が振られます。

隙間が大きいときはタオルや竿袋で遊びを埋めてから運んでください。

まとめ

釣竿ケースは、実測した仕舞寸法に3〜5cmを足した内寸を満たしているかどうかで候補が決まり、残る違いは硬さと担ぎ方です。

車で荷物を積み重ねるならハード、駅から歩く釣行が中心ならセミハード、すでにケースがあって竿同士の傷を防ぎたいなら竿袋という順で考えると、外しにくくなります。

リールを付けたまま入れたい人は開口部の形、複数本を入れたい人は内径と仕切りが判断の分かれ目です。

ぜひ本記事のタイプ別比較表と内寸の合わせ方を参考に、まず手持ちの竿を畳んで測ってから選んでください。

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