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釣竿立ての選び方|車載用と室内用で変わる置き方の基準を解説

釣竿立ての選び方|車載用と室内用で変わる置き方の基準を解説

「釣竿立て」で検索すると、堤防に立てる金属の三脚と、自宅の壁際に竿を並べる木製ラックが同じ言葉で並びます。

用途は別物で、見るべき箇所も重なりません。

釣り場で使うなら、最初に決まるのは足元です。

平らな堤防なら三脚、柵があるならクランプ式の竿受け、磯(いそ)なら岩の穴に差し込むピトン、砂浜なら砂に刺すスパイク型と、置く場所から候補が絞られます。

自宅用は本数と設置スペースが先で、竿を縮めた長さが天井高に収まるかを測るところから始まります。

本記事では、釣り場用と保管用の分け方・固定方法ごとのタイプ・買う前に測る寸法・海水で使ったあとの手入れを解説します。

アウトドア一歩 編集部

アウトドア一歩 編集部

「アウトドア一歩」は、釣り・登山・雪山・海辺・BBQ・観察・クマ対策・ポータブル電源まで、アウトドアの道具選びを用途別にまとめるメディアです。メーカーが公式に公開している仕様を確認したうえで、何を見て選べばいいのかを整理してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

釣竿立ては、釣り場に持ち出すものと家で保管するもので選び方が変わります

通販サイトで釣竿立てを並べると、三脚、クーラーボックスに挟む竿受け、木製の5本掛けラックが同じ検索結果に混ざります。

前の2つは屋外で竿を一時的に預ける道具で、あとの1つは使わない期間に竿をしまう家具です。

求められる条件が違うので、混ざったまま比べると、どちらの目的にも足りないものを買ってしまいます。

釣り場用で先に決まるのは固定方法で、海水と砂を浴びる前提の素材か、持ち歩ける重さと畳んだ長さかという2点も外せません。

一方の保管用は、置ける本数、竿が隣と当たらない仕切りの幅、床か壁のどちらに固定するかで決まります。

屋外用の三脚を部屋に置いても本数は稼げず、室内ラックを堤防へ持ち出せば風で倒れるので、まず自分がどちらを探しているのかをはっきりさせてください。

道具を一式そろえる途中なら、釣り道具の選び方で買う順番から解説しているので、竿立てを買うタイミングも判断しやすくなります。

釣り場用の釣竿立ては、固定方法で4タイプに分かれます

足元がコンクリートか、柵か、岩か、砂かで、使える形は入れ替わります。

同じ堤防でも柵の有無で答えが変わるので、よく行く釣り場を思い出しながら読んでください。

三脚型

脚を三方向に開いて自立させるタイプで、平らな堤防や護岸で使えます。

竿を2本以上掛けられるモデルもあり、エサを付けて待つ置き竿の釣りと組み合わせやすいでしょう。

ただし畳んでも1メートル前後の棒になるため、荷物はまとめて大きくなります。

軽い製品ほど風を受けると倒れるので、水汲みバケツやクーラーボックスを重りとして下げる前提で選んでください。

クランプ式の竿受け

堤防の柵、バッカンの縁、クーラーボックスの側面などにネジで挟んで留めるタイプで、本体が小さくリュックの隙間に収まります。

挟める厚みには上限があるため、行き先の柵の太さや板の厚みを測らずに買うと、現場で締め込めません。

柵のない護岸では固定する相手そのものがないので、これ単独では立てられません。

磯用のピトン

岩の割れ目や穴に金属の支柱を差し込み、そこへ竿受けを組む道具です。

ステンレス製が多く、重さはありますが、足場が斜めの磯でも竿を安定した角度で預けられます。

使える場所が限られるため、堤防中心の人には出番がありません。

磯へ入るなら、竿立て以前に桜マーク付きのライフジャケットを着けてから釣り場に立ってください。

砂浜用のスパイク型

先を尖らせたパイプを砂に突き刺して立てる形で、投げ釣りで使われます。

刺し込む長さが安定を決めるので、全長の短い製品は砂が浅い浜では傾きます。

コンクリートには刺せないため、砂浜専用と考えたほうが確実です。

自宅用の釣竿立ては、置き型と壁掛けのどちらかです

保管用で先に測るのは、竿をしまったときの長さと、置ける床面積です。

振出竿なら縮めた寸法、2ピースなら継ぐ前の1本の長さが基準になります。

仕舞寸法の読み方に不安があれば、釣竿のコンパクトな選び方で寸法表記の見方を解説しています。

床に置くスタンド

5本前後から十数本まで掛けられるものがあり、木製とスチール製が中心です。

竿を立てて差す構造なので、天井までの高さが竿の仕舞寸法を上回っているかを先に確かめてください。

仕切りの間隔が狭いとリールが隣の竿に当たるため、リールを付けたまま保管したい人は間隔の広いものに絞ることになります。

ネジ止めがいらず模様替えのたびに動かせる代わりに、床面積は占領されます。

壁掛けラック

竿を横に寝かせて壁に並べる形で、床は空きます。

取り付けは壁へのネジ止めが前提で、石膏ボードだけに留めると竿の重さで抜け落ちるので、柱や間柱の位置を探してから設置場所を決めてください。

賃貸で壁に穴をあけられないなら、床置き型か、壁を傷めない突っ張り式の構造を候補にするほうが無難です。

タイプ別に向いている人と、向かない人

同じ釣竿立てでも、通う釣り場が変われば適合は入れ替わります。

タイプ固定のしかた向いている人向かない人
三脚型脚を開いて地面に自立させる平らな堤防や護岸で置き竿を2本以上出したい人荷物を小さくまとめたい人、斜めの磯に通う人
クランプ式の竿受け柵やバッカン、クーラーの縁にネジで挟む柵のある釣り場が中心で、電車や自転車で移動する人柵も台もない護岸だけで釣る人
磯用のピトン岩の割れ目や穴に支柱を差し込む磯へ通い、傾いた足場で竿を預けたい人堤防と砂浜しか行かない人
砂浜用のスパイク型砂に突き刺して立てる投げ釣りで砂浜に竿を並べる人コンクリートの護岸で使いたい人
床置きスタンド置くだけで固定はしない竿が増えてきて、壁に穴をあけたくない人部屋の床面積に余裕がない人
壁掛けラック壁の柱や間柱にネジで留める床を空けたい人、持ち家で壁に穴をあけられる人賃貸で壁を傷めたくない人

1つで全部をまかなえる形はありません。

堤防と砂浜の両方に通うなら、平らな面で使える三脚を軸にして、柵のある釣り場用に小さなクランプ式を足す組み合わせが現実的でしょう。

三脚を選ぶ人はエサを付けて待つ釣りが多くなるので、対象魚ごとのエサの選び分けは釣り餌の種類と選び方で解説しています。

釣竿立ての買い間違いは、挟める厚みと竿の太さで起きます

クランプ式でいちばん多いのは、締め込めないという寸法違いです。

挟める幅は製品ごとに決まっているので、通う堤防の柵の一辺と板の厚みをメジャーで測ってから候補を絞ってください。

断面が丸パイプか角パイプかでも当たり方が変わり、丸い手すりには面で当たるゴム付きのほうが滑りにくくなります。

次に見るのが受け口の径です。

竿受けのU字やパイプの内側に対してグリップが太いと入らず、逆にルアーロッドのような細いグリップだと遊びが出て、風や波の揺れで竿が外れます。

竿を置いたときにガイドが受け側の金具に当たる位置になると、塗装が削れたり糸が引っ掛かったりするので、置く向きも合わせて考えたいところです。

ガイドの並びや大きさの見方は釣竿のガイドとは?で解説しています。

対応本数の表記も読み違えやすい箇所です。

「3本掛け」は受けの数を指していて、リールを付けた竿を3本並べられるかは間隔しだいです。

三脚は全高も確認してください。

低いものは足元が濡れた護岸でリールが水をかぶり、高いものは風の抵抗が増します。

手持ちの竿の長さや硬さから決めたい人は、釣竿の選び方で長さと硬さの見方を解説しています。

海で使ったあとに真水で流すかどうかで、持ちが変わります

塩分が残ったまましまうと、金具の接合部やボルトから錆が出ます。

ステンレス製でも、鉄粉が付着すればもらい錆が浮くことがあり、アルミの部分は白い粉状の腐食が出ます。

使ったあとは真水でざっと流し、脚を開いた状態で乾かしてから畳んでください。

伸縮する脚に砂が入り込むと、乾いた頃には固まって動かなくなります。

室内スタンドで気をつけたいのは水分です。

釣行から帰ってすぐ、濡れたままの竿を差すと、スタンドの底と床に水が溜まってカビの原因になります。

タオルで拭いて、ある程度乾かしてから立ててください。

倒れと落水の対策も竿立てを使う側の話です。

竿を置いたまま持ち場を離れると、魚が食ったときに竿ごと海へ引き込まれます。

三脚には重りを下げ、リールのドラグを緩めておくと、引かれた瞬間に糸が出て倒れにくくなります。

竿尻に短いロープを付けて柵や三脚に結んでおくのも、一手間で済む備えです。

よくある質問

100円ショップで買える竿受けでも足りますか

軽い竿を短時間預ける用途なら使えますが、海水で使うと金具の錆は早く進みます。

重い仕掛けや長い竿では受け側がたわむこともあるため、置き竿で待つ釣りに使うなら、釣具として作られた製品を選んだほうが安心です。

三脚とクランプ式、最初に買うならどちらですか

通う釣り場で決めてください。

柵のある堤防や釣り公園が中心ならクランプ式で足り、荷物も増えません。

柵のない護岸やテトラ帯の平らな場所で釣るなら三脚です。

どちらとも決まっていない段階なら、置ける場所が広い三脚のほうが無駄になりにくいでしょう。

クーラーボックスに挟むタイプは本体を傷めませんか

ネジを締めすぎると樹脂が白く変形したり、跡が残ったりします。

挟む面に薄いゴムや当て布を入れ、竿が保持できる範囲で止めておいてください。

断熱材の薄い側面より、縁の厚い部分に留めるほうが力が分散します。

車で竿を運ぶのに室内スタンドは使えますか

車内で使うのは避けてください。

床置きスタンドは固定されていないので、走行中に倒れて竿とガイドを痛めます。

車で運ぶなら、天井やヘッドレストに固定する車載用のホルダーが別に作られています。

まとめ

釣竿立ては、釣り場で竿を預ける道具と、家で竿をしまう道具に分かれます。

釣り場用は足元が柵か平面か岩か砂かで形が決まり、そのうえで挟める厚みと受け口の径が合うかどうかを実寸で確かめる流れになります。

保管用は竿の仕舞寸法と設置スペース、そして壁に穴をあけられるかどうかで候補が絞られます。

ぜひ本記事のタイプ別比較表と、挟み幅・受け口径・本数表記という3つの確認点を参考に、自分が通う釣り場に合う釣竿立てを選んでください。

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