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釣り用の帽子|日差しと風の対策で選ぶ形と素材の違いを解説

釣り用の帽子|日差しと風の対策で選ぶ形と素材の違いを解説

堤防で振り向いた瞬間に帽子が飛ばされ、水面に浮いたまま流れていくことがあります。

釣り用の帽子でいちばん差が出るのは、UVカット率よりも、あご紐やストラップホールで頭に留められるかどうかです。

海の上や磯では風が地形で急に向きを変えるので、頭に載せているだけの帽子はいずれ飛びます。

サイズもフリーサイズ表記に頼らず、55〜59cmのように対応する頭囲の幅と、アジャスターでどこまで詰められるかを確かめてください。

本記事では、飛ばない作りの見分け方・キャップとハットの使い分け・サイズとUVカット表記の読み方・使ったあとの塩抜きまで解説します。

アウトドア一歩 編集部

アウトドア一歩 編集部

「アウトドア一歩」は、釣り・登山・雪山・海辺・BBQ・観察・クマ対策・ポータブル電源まで、アウトドアの道具選びを用途別にまとめるメディアです。メーカーが公式に公開している仕様を確認したうえで、何を見て選べばいいのかを整理してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

釣りの帽子で最初に決まるのは、飛ばない作りかどうか

飛んでしまった帽子は、日焼けを防ぐ役目も頭を守る役目も果たしません。

売り場でUVカットの数字を見比べる前に、あご紐かストラップホール(紐を通すための小穴)が付いているかを確かめてください。

船の走行風や磯の吹き上げは、キャップのアジャスターを締めただけでは受け止められません。

あご紐は着脱できるタイプが多く、風のない日は外しておけます。

紐の付いていない帽子でも、後頭部の穴に通すストラップや、襟や肩のウェアに留める帽子クリップを別に買えば固定できます。

帽子には、同行者のキャストや自分の仕掛けが頭に当たるのを布一枚で受ける役目もあるので、頭に載っている状態を保てる作りかどうかが先に来ます。

飛ばされた帽子を追って身を乗り出すのは避けてください。

堤防やテトラ、磯では足元が濡れて滑り、水面へ手を伸ばした姿勢から落水する事故が起きています。

帽子は諦める前提で、飛ばさない作りを選ぶほうが確実です。

ライフジャケットを含めて最初にそろえる装備とその順番は、釣り道具の選び方で解説しています。

キャップ・ハット・フラップ付き・ニットの4タイプの違い

釣り用として売られている帽子は、つばの形と覆う範囲で4タイプに分かれます。

構造が違えば、日陰になる面積と風の受け方も変わります。

キャップ

前だけにつばがある形で、視界の左右が開けます。

サングラスのテンプル(つる)と干渉しにくく、ヘッドライトのバンドも締めやすい形です。

首の後ろと耳は日射にさらされたままなので、真夏の日中はネックゲイターや日焼け止めとの併用が前提になります。

つばが一周するハット

首の後ろまで日陰に入るため、朝から夕方まで同じ場所に立つ釣りでは負担が軽くなります。

一方でつばが風を受ける面積が大きく、あご紐なしでは船の移動中に飛びます。

上を向いたときにつばが視界を切るので、ウキや竿先を見上げる釣りでは邪魔に感じることがあります。

フラップ付きキャップ

キャップの後ろに布が垂れ、耳から首までを覆う作りです。

着脱式が多く、日射の強い時期だけ付けられます。

覆う面積が増えるぶん通気は落ちるので、風が抜けない船内や真夏の日中は暑く感じます。

ニットキャップとイヤーフラップ付き

冬は耳を覆えるかどうかで体感が変わります。

ニット素材は濡れると水を含んで重くなり乾きも遅いので、波しぶきや雨がある場面では防風裏地付きや化繊のものが向きます。

渓流や山間部の釣り場に入るなら、防寒とは別にクマへの備えも考える場面があります。

噴射距離と容量の見方は熊よけスプレーの選び方で解説しています。

タイプ別に向いている釣り場と、向かない人

タイプ作りの特徴向いている人
キャップ前つばのみ。視界が広く、バンド類と干渉しにくいルアーで歩き回る人、夜釣りでヘッドライトを使う人
つばが一周するハット首の後ろまで日陰。風を受ける面積が大きい堤防や川で長時間同じ場所に立つ人
フラップ付きキャップ耳と首を布で覆う。着脱式が主流真夏の炎天下や日陰のない釣り場に通う人
ニット・イヤーフラップ付き耳まで覆う保温重視。素材で乾きが変わる冬の船釣りや寒風の吹く堤防に立つ人

ハットが向かないのは、乗合船やボートで移動が多い人です。

走行風は横からも当たるので、あご紐を強く締めても内側から煽られてつばが折れ返ります。

同じ理由で、渡船で磯に上がる釣りもキャップのほうが扱いやすいです。

眼鏡やサングラスを一日かけている人は、つばの内側の縫い代やフラップの縫い目がつるに当たらないかを確かめてください。

数時間かけ続けるとこめかみが痛くなり、結局サングラスを外すことになります。

偏光サングラスで水中を見る釣りなら、レンズの上端に影を落とせる前つばのほうが相性がいいです。

帽子のサイズ表記とUVカット表記の読み方

サイズは頭囲のセンチ表記か、フリーサイズに対応範囲を添える形が一般的です。

頭囲は、眉の上あたりと後頭部のいちばん出た部分を通してメジャーを一周させて測ります。

フリーサイズは調整幅の中央あたりが基準になっているので、実寸が範囲の端に近い人は、面ファスナー式や樹脂スナップ式のように調整量が大きいものを選んでください。

ドローコードで絞るハットは幅を細かく詰められる反面、強風では緩みが出ることもあります。

UVカット率やUPF(衣料の紫外線防止の指標)は、メーカーが決まった試験条件で測って公表している数値です。

生地が濡れたときや、伸びた状態、洗濯を繰り返したあとまで同じ値が続くことを保証するものではありません。

数字を比べるより、後頭部や耳が布で覆われているか、生地に日が透けていないかという構造のほうが判断しやすいです。

素材は化繊が扱いやすく、ポリエステルやナイロンは汗と海水を吸っても乾きが早いです。

綿100%は肌当たりがよいものの、濡れると重く、乾く前に次の釣行が来ることもあります。

色は好みで選んでかまいませんが、濃い色ほど日射で表面温度が上がりやすいので、真夏の炎天下に長く立つなら明るい色にメッシュ切り替えが入ったものが楽です。

釣り用の帽子で失敗しやすい選び方

いちばん多いのは、街で使っている綿のキャップをそのまま持ち出して、汗と潮でごわごわになるパターンです。

乾かないうちに白い塩の跡が浮き、つばの芯も型崩れします。

釣り用に一つ用意するなら、洗って干せる化繊を選んでおくと長く使えます。

つばの長さも見落としがちです。

長いつばは日陰が広い代わりに、上を向いたときの視界を狭めます。

長い磯竿や振り出し竿を立てる釣りでは、竿を起こす動作でつばに当たることがあります。

竿の長さと硬さの見方は釣竿の選び方で解説しているので、使う竿が決まっている人は合わせて考えてください。

夜釣りをする人は、ヘッドライトのバンドが安定するかを確かめてください。

ニット帽の上や、後頭部が丸いハットの上ではバンドが滑って下がります。

キャップのつばは前方の光を切ってくれるので、対向者の明かりでまぶしさを感じにくくなる場面もあります。

サイズをきつめに合わせるのも失敗のもとで、締めすぎた状態を数時間続けると頭が痛くなります。

指1本が入る程度の余裕を残してください。

使ったあとの塩抜きと型崩れ|帽子の寿命を決める手入れ

海で使った帽子は、真水に浸して押し洗いし、汗と塩を落としてから干してください。

塩が残ると生地が硬くなり、金属のアイレット(通気の穴)やスナップから錆が出ます。

汚れが気になるときは薄めた中性洗剤を使い、乾燥機とドライヤーは避けます。

熱でつばの芯が反り、元の形に戻らなくなります。

干すときは、丸めたタオルを内側に詰めて形を保ち、風通しのよい日陰に置きます。

直射日光に長時間当てると色が抜けます。

餌釣りのあとは、虫エサや配合餌を扱った手でつばをつかんでいるので、においが残りやすい部分です。

使う餌によって汚れ方も変わるので、餌の種類ごとの扱いは釣り餌の種類と選び方で解説しています。

買い替えの目安は、つばの芯が折れて視界に入るようになったとき、生地が薄くなって日が透けるようになったとき、アジャスターやあご紐の留め具が壊れたときです。

留め具が壊れた帽子は飛ぶので、この時点で交代させてください。

よくある質問

キャップとハットは、どちらから買えばいいですか

釣り方が決まっていないなら、キャップから選ぶと使い回しが利きます。

視界が広く、サングラスやヘッドライトと組み合わせやすい形です。

日陰のない堤防で一日粘る釣りが中心になってきたら、首の後ろまで覆えるハットかフラップ付きを足してください。

あご紐が付いていない帽子でも使えますか

使えますが、風の強い日と船釣りでは対策が別に要ります。

後頭部の穴に通すストラップや、ウェアに留める帽子クリップが市販されています。

取扱いは店舗や時期で変わるので、釣具店の小物コーナーで確かめてください。

夜釣りでも帽子は必要ですか

日射がなくても、頭部の保護としては同じ役目を持ちます。

暗い中では自分や同行者の仕掛けの位置が見えにくく、ルアーのフックが飛んでくる場面もあります。

ヘッドライトのバンドを安定させる土台にもなるので、夜もかぶったままで問題ありません。

夏用と冬用で2つ用意すべきですか

冬に船や磯へ出るなら、耳を覆えるものを別に持っておくと体温を保ちやすくなります。

夏用のキャップに薄手のイヤーウォーマーを足す組み合わせでも間に合うので、行く時期と場所が限られている人は無理に2つ買う必要はありません。

まとめ

釣り用の帽子は、あご紐やストラップで固定できるかどうかが最初の条件になり、そのうえでつばの形を釣り場に合わせます。

歩く釣りと夜釣りはキャップ、日陰のない場所で長く立つならハットかフラップ付き、冬の船と寒風の堤防は耳を覆えるものという分け方が実用的です。

素材は洗って乾かせる化繊を選び、使ったあとは真水で塩を抜いておくと寿命が伸びます。

ぜひ本記事のタイプ別の比較表とサイズ表記の読み方を参考に、自分が通う釣り場に合う一つを選んでください。

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