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スキーグローブの選び方|防水と保温、5本指かミトンかで選ぶ

スキーグローブの選び方|防水と保温、5本指かミトンかで選ぶ

リフトに乗って5分で指先の感覚がなくなる。

これは中わたの量が足りないというより、手袋の内側が濡れていることで起きます。

スキーグローブは雪面に手をついて起き上がり、リフトの座席をぬぐい、ブーツのバックルを締め直すという動作の連続で、外からの水と内側の汗の両方にさらされる道具です。

5本指かミトンか、インナーを抜き出して乾かせるかどうか、防水透湿膜を縫い込んだ一体型かどうかで、濡れたあとの立ち直り方に差が出ます。

本記事では、5本指とミトンの選び分け・作りによる3タイプの違い・サイズと丈の測り方・洗って乾かす手順を解説します。

アウトドア一歩 編集部

アウトドア一歩 編集部

「アウトドア一歩」は、釣り・登山・雪山・海辺・BBQ・観察・クマ対策・ポータブル電源まで、アウトドアの道具選びを用途別にまとめるメディアです。メーカーが公式に公開している仕様を確認したうえで、何を見て選べばいいのかを整理してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

スキーグローブは5本指かミトンかで使い勝手が変わります

指を1本ずつ包む5本指は、指の表面積がそのまま外気に触れる面積になるため、同じ中わた量ならミトンより指先が冷えやすい構造です。そのかわりストックの握り替え、ブーツのバックル調整、リフト券の出し入れ、ゴーグルの曲げ直しといった細かい動作を手袋のまま続けられます。

ミトンは4本の指が同じ空間に入るので、指同士が接して熱を保ちやすく、寒さに弱い人や手が小さい子どもに向きます。

ただし親指以外を独立して動かせないので、ファスナーやバックルを扱うたびに外すことになり、外した手袋を落とす場面も増えます。

その中間として、親指と人差し指だけを独立させた2フィンガー型もあり、ミトン寄りの保温とストック操作を両立させたい人が選ぶ形です。

迷ったときは、滑っている時間より「リフトの列と休憩で手袋を脱ぐ回数」を思い出してください。頻繁に脱ぐなら5本指、リフトに乗るたび指先が痛くなる体質ならミトンです。

インナー着脱式・一体型・レザー主体という3タイプの違い

インナー着脱式

中わたの入ったインナーグローブと、防水生地のアウターが別々になっていて、抜き出して乾かせるタイプです。

連泊で乾燥室を使えないときや、汗をかきやすい人でも翌朝の状態を戻しやすいのが利点で、そのかわり2枚重ねぶんの厚みが出るので指先の細かい感覚は鈍くなります。

インナーだけを春先の薄手として使い分けられる製品もあります。

メンブレン一体型

防水透湿膜(メンブレン)を生地の間に縫い込み、中わたまで一体で仕上げたタイプです。

層が動かないので手になじみ、ストックやバックルの操作は最もしやすい

一方、内側まで濡れると抜き出して乾かせないため、乾燥に時間がかかります。

ゴアテックスのように名前の出ている素材を使うモデルは、メーカーが防水と透湿の性能を公表しているので、生地の説明を比べる手がかりになります。

レザー主体

手のひらや甲に革を使ったタイプで、使うほど手の形になじみ、握ったときのしわが出にくいのが特徴です。

かわりに撥水(はっすい)は使うほど落ちるので、革用のクリームやワックスをメーカーの指定どおりに塗り直す手間が前提になります。

濡れたまま袋に入れて放置しがちな人には向きません。

スキーグローブのタイプ別に向いている人を表で比べる

同じ「防水」表記でも、乾かしやすさと指先の自由度は作りで決まります。自分がゲレンデで手袋を脱ぐ頻度と、宿で乾かせる環境があるかを重ねて読んでください。

タイプ作りの特徴向いている人向かない人
5本指・インナー着脱式中わたのインナーを抜いて乾かせる連泊する人、汗をかきやすい人厚みと重さを嫌う人
5本指・一体型メンブレンを縫い込みフィット重視ストックやバックルを頻繁に扱う人指先が冷えやすい人
ミトン・着脱式4指を同室にして保温を優先寒さに弱い人、小さな子ども手袋のまま小物を扱いたい人
2フィンガー型親指と人差し指だけ独立保温とストック操作の両方が要る人製品数の多さから選びたい人
レザー主体革が手になじみ握りやすい手入れを続けられる人濡れたまま放置しがちな人

サイズは手のひら周りと指先の余りで決める

手袋のサイズ表記はメーカーごとに基準が違うため、SやMだけを頼りにすると外れます。測るのは親指を除いた手のひらの周囲と、手首のしわから中指の先までの長さの2つで、この2つの数値をメーカーのサイズ表と照らし合わせてください。

試すときは指先を突き当てず、5ミリほど余りがある状態を選びます。

ぴったり詰まっていると指先に血が回らず、中わたが厚くても冷えるためです。

反対に大きすぎると内部の空気が動いて熱を逃がし、手袋の中で手が回って操作もしにくくなります。

もう一つ確認するのは手首の丈で、袖の中に入れるショートカフと、袖の外にかぶせるロングカフでは雪の入り方が変わります。

ウェアの袖にパウダーガードが付いているならショートカフで重ねられますが、袖口がゆるい作りならロングカフで外側から覆うほうが確実です。

手持ちのウェアの袖口が分からないときは、スキーウェアの耐水圧とサイズの決め方で袖口の構造ごとの違いを解説しています。

スキーグローブ選びで失敗しやすいのは防水表記だけで決めること

グローブは手のひらの縫い目が多く、雪の上に手をついたときの圧力も加わるので、生地が防水でも縫い目や手首の開口部から水が入ります。防水表記を見るときは素材名だけでなく、縫い目の処理があるか、手首を絞るドローコードやベルクロが付いているかまで確認してください。

寒さに弱い人が、薄くて動かしやすいレーシング向けの薄手を選んでしまうのもよくある行き違いです。

指先の感覚を優先した設計なので中わたは少なく、朝いちばんのリフトでは持ちません。

反対に極寒向けの厚いミトンを買った人が、ゴーグルの位置直しやヘルメットのバックル操作のたびに外すことになり、結局ポケットに入れて滑るという結末もあります。

ヘルメットのバックルやダイヤルを手袋のまま扱えるかは、ヘルメット側の作りでも変わるので、ヘルメットの規格とサイズの目安もあわせて確認しておくと選びやすくなります。

落下防止のリーシュ(手首に回すひも)が付いているかも、リフト上で片手を外す人には差になります。付いていない製品は、後から市販のリーシュを足す前提で考えてください。

スキーグローブを長く使う乾かし方と買い替えの目安

滑り終えたら、インナー着脱式は必ずインナーを抜き、アウターは指を広げた状態で室内に陰干しします。

ストーブの前やドライヤーの直風は、革を硬くしたり防水透湿膜を傷めたりするので当てないでください。

一体型は内部が乾きにくいので、丸めた新聞紙やタオルを差し込んで水分を移し、途中で入れ替えると乾きが早くなります。

撥水は洗濯と摩擦で落ちるので、水が生地の表面で玉にならず染み込むようになったら、メーカー指定の撥水剤を塗り直す時期です。革の部分は専用のクリームやワックスを、使用頻度に応じて入れ替えます。

買い替えを考えるのは、手のひらの縫い目がほつれて中わたが出てきたとき、撥水処理をしても濡れが引かなくなったとき、そして中わたがつぶれて厚みが戻らなくなったときです。

手をつく回数が多いスノーボードと兼用していると手のひらの摩耗が早く進むので、消耗を見る位置は甲より手のひら側になります。

板とウェアを含めて装備をそろえ直す段階なら、スノーボードウェアの耐水圧とサイズの決め方で耐水圧の読み方を解説しています。

よくある質問

スノーボード用のグローブとスキーで兼用できますか

兼用できます。

スノーボード向けは手をつく前提で手のひらの補強が厚く、リーシュや長めのカフが付く製品が多い

一方、スキー向けはストックを握るための指の曲げやすさを重視した作りが目立ちます。

両方やるなら、握りやすさと手のひらの補強の両方を見て選んでください。

作業用の防水手袋や軍手の重ね履きで代用できますか

短時間なら使えますが、雪山向けとは前提が違います。

作業用は蒸気を通す作りではないものが多く、汗で内側が濡れて冷えます。

軍手の重ね履きは水を含んだあと乾かず、指の動きも鈍くなるのでおすすめしません。

指先の感覚がなくなったときはどうすればいいですか

まず滑るのをやめて屋内に入り、濡れた手袋を外して乾いたものに替えてください。

こすったり熱い湯を当てたりせず、体温でゆっくり戻します。

感覚が戻らない、皮膚の色が白や紫のまま変わらない、水ぶくれができたという場合は、自分で処置せず医療機関に相談してください。

子ども用はどう選べばいいですか

手が小さいうちはミトンのほうが暖かく、着脱も簡単です。

雪遊びで雪をつかむ時間が長いので、手首をしっかり絞れる形と、袖の外にかぶせられる長めのカフを選ぶと雪の侵入を抑えられます。

成長を見込んで大きすぎるものを買うと、内部で手が回って余計に冷えます。

まとめ

スキーグローブは、手袋を脱ぐ回数から5本指かミトンかを決め、乾かせる環境があるかどうかでインナー着脱式か一体型かを選ぶと、候補がかなり絞れます。

サイズは手のひら周りと中指までの長さを測り、指先に少しの余りを残すのが基本で、防水は素材名ではなく縫い目と手首の絞りまで見てください。

ぜひ本記事のタイプ別比較表とサイズの測り方を参考に、自分の滑り方に合う一双を選んでください。

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