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スノーボードウェアの選び方|耐水圧とサイズの決め方を解説

スノーボードウェアの選び方|耐水圧とサイズの決め方を解説

売り場に並ぶスノーボードウェアの下げ札には、耐水圧10,000mm、透湿性5,000g/m²/24hといった数値が書かれています。

スキーウェアと同じ棚に吊られていることも多く、写真だけでは違いが分かりません。

実際に別なのはゆとりの量とフードやポケットの作りで、生地の性能そのものは重なる部分があります。

そのため最初に決めるのは数値ではなく、どこで何日滑るのかという条件です。

ゲレンデ中心なのか、深い雪に入るのか、年に1回なのか毎週なのかで、選ぶ層構造も形も変わります。

本記事では、スキーウェアとの違い・耐水圧と透湿性の読み方・タイプ別の選び分け・サイズと手入れの実務を解説します。

アウトドア一歩 編集部

アウトドア一歩 編集部

「アウトドア一歩」は、釣り・登山・雪山・海辺・BBQ・観察・クマ対策・ポータブル電源まで、アウトドアの道具選びを用途別にまとめるメディアです。メーカーが公式に公開している仕様を確認したうえで、何を見て選べばいいのかを整理してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

スノーボードウェアとスキーウェアの違いは、形とゆとりに出ます

どちらも防水透湿素材のジャケットとパンツで、生地の性能で線引きされているわけではありません。

違いが出るのは形と補強の位置です。

スノーボードでは尻もちと膝つき、片膝をついた状態での板の脱着が日常になるので、パンツの尻と膝に厚い生地を当てたモデルが多く、裾の内側には雪の侵入を抑える筒状の布が付いています。

上半身もゆとりのある作りが主流で、腰から下まで隠れる長め丈のジャケットが定番です。

ゆとりを取ったぶんの代償もあります。

体との間に空気の層ができて動きやすい反面、リフト待ちで風が吹き抜けると寒く感じますし、袖や裾が長ければグローブやビンディングに引っかかります。

細身のスキーウェアと比べたときの寒さは、生地の性能差ではなく形の差です。

スキー側の基準はスキーウェアの耐水圧と保温の考え方で解説していますので、同じ棚の前で迷ったときに読み比べてください。

値段の差は耐水圧・透湿性・層の作りに出ます

耐水圧と透湿性の数値の読み方

耐水圧は生地に水圧をかけて水が染み出すまでを測った試験の結果で、単位はmmです。

透湿性は生地1平方メートルが24時間で通す水蒸気の量を示し、g/m²/24hと書かれます。

数値が大きいほど試験上は水を通しにくく、汗の水蒸気を外へ出しやすい生地だと読めます。

ただ実際に濡れてくるのは、生地そのものより縫い目とファスナーの周りです。

縫い目の裏に目止めテープを全部貼ってあるのか、肩や襟などの主要部だけなのかで、雨まじりの日の差が出ます。

数値の大小だけで濡れない保証にはなりません。

2レイヤーと3レイヤー

2レイヤーは表生地に防水膜を貼り、その内側に別の裏地を吊った作りで、着心地が柔らかい代わりに裏地がずれてかさばりやすくなります。

3レイヤーは表生地・防水膜・裏生地を1枚に貼り合わせているため、薄くて型崩れしにくく、動いたときのばたつきも少なくなります。

専門店で扱う上位モデルは3レイヤーが中心で、そのぶん価格も上がります。

年に数回のゲレンデ中心なら2レイヤーで足りますし、荒天でも滑る、山を歩いて登るという使い方なら3レイヤーを選ぶ理由があります。

タイプ別に見るスノーボードウェアの形と、向いている人

ジャケットとパンツの上下別

製品数がいちばん多く、上下で別のサイズを選べるのが上下別です。

上はゆとりを取り、下は丈を合わせるという組み方ができますし、傷んだ片方だけを買い替えられます。

初めての1着で迷うなら、まずここから探すと選択肢が広いでしょう。

ビブパンツ

胸まで生地があって肩紐で吊るタイプなので、腰回りから雪が入りにくく、転んで雪に埋まっても背中まで濡れにくい作りです。

深い雪に入る人と、まだ転ぶ回数が多い初心者に向きます。

一方でトイレのたびに上着を開ける手間があり、春の暖かい日は熱がこもります。

中綿入りとシェル

中綿(インサレーション)が入ったモデルは1着で保温まで済むため、着るものを増やしたくない人や年に数回の人に向いています。

シェルは防水の殻だけなので、寒ければ中を足し、暖かければ抜くという調整ができ、シーズン券で何十日も滑る人はこちらを選ぶ傾向があります。

全身がつながったワンピース型もありますが、着脱と体温調整の自由度では上下別に劣ります。

スノーボードウェアの選び方は「環境→数値→サイズ」の順で決めます

最初に決めるのは滑る場所と日数です。

日本海側や春先のゲレンデは雪が湿って水を含みやすく、内陸の低温な雪はさらさらなので、同じウェアでも濡れ方が変わります。

湿った雪の日に長く滑るなら、耐水圧の数値に加えて目止めの範囲と前ファスナーの止水処理まで確認してください。

次に見るのが透湿性で、山を歩いて登る、ずっとパークで動くといった汗をかく滑り方なら、脇下のベンチレーション(換気用のファスナー)があるかどうかも合わせて見ておくと判断しやすくなります。

そのうえでサイズ、最後に頭周りとの相性です。

フードが浅いとヘルメットの上からかぶれず、襟が高すぎるとゴーグルの下端に当たって曇りやすくなるので、ヘルメットとゴーグルを先に決めているなら店へ持ち込んで合わせるのが確実です。

それぞれの合わせ方はスキーヘルメットの規格とサイズの合わせ方とゴーグルのレンズ選びと曇り対策で解説しています。

深い雪に入る前提なら、スノーボード板の長さと形状の決め方も読んでおくと、ビブパンツを選ぶ理由までつながります。

サイズ表記とインナー、買う前につまずく2つの実務

身長と股下の実寸で合わせる

S・M・Lの基準はブランドごとに違うため、タグの文字ではなく身長・胸囲・股下・ウエストの実寸表で照らし合わせてください。

中に着る枚数のぶんだけ余裕をみますが、大きすぎると袖から雪が入り、パンツの裾を踏みます。

丈はブーツを履いた状態で決めるのが基本で、ブーツの高さや締め方はスノーボードブーツの締め方と硬さの目安で解説しています。

通販で買うなら、返品交換の条件を先に確認しておくと失敗が減ります。

下に着るものは綿を避ける

肌に接するベースレイヤーは化繊かメリノウールにしてください。

綿のTシャツは汗を吸ったまま乾かないので、リフトで止まっている間に体温を奪われます。

その上にフリースなどのミドルレイヤーを足し、寒さに応じて枚数で調整するのが基本の組み方です。

ネックウォーマーと薄手のインナーグローブも、荷物を増やさずに寒さへ対応できる装備になります。

スノーボードウェアは洗い方と保管で寿命が変わります

滑り終わった日にやること

付いた雪を払ってから、ポケットを空にしてハンガーで陰干しします。

濡れたまま袋へ押し込むと匂いが残り、金具のさびも進みます。

リフト券や使い捨てカイロを入れっぱなしにすると次のシーズンまで気づかないので、パスケースの中身も確認してください。

洗濯と撥水の回復

表面の撥水は汚れと皮脂で落ちるため、シーズン中でも表示に従って洗ったほうが水をはじきます。

洗濯機が使えるかどうかは製品ごとに違うので、まず洗濯表示を読み、柔軟剤を避けて防水透湿ウェア用の洗剤を使ってください。

洗ったあとに熱を当てると撥水が戻る生地もありますが、これも表示の指示が優先です。

落ちた撥水は市販の撥水スプレーで補えますが、生地の内側の防水膜そのものが劣化した場合は元に戻りません。

よくある質問

スキーウェアでスノーボードをしてもいいですか

問題なく使えます。ただし細身のパンツは膝をついたときに窮屈で、尻や膝の補強が薄いモデルもあるため、雪の上に座る回数が多い最初のシーズンは裾の雪止めの有無を確認しておくといいでしょう。

最初のシーズンはレンタルで足りますか

年に1回か2回なら現実的な選択です。

ただしレンタル品はサイズと形の選択肢が限られ、袖丈や股下が合わないこともあります。

滑る日数が増えてきた時点で、自分の実寸に合う1着へ切り替えると快適になります。

耐水圧はどのくらいの数値を選べばいいですか

一律の基準はありません。

同じ表記でも、湿った雪か乾いた雪か、何時間滑るか、縫い目の目止めがどこまで施されているかで濡れ方が変わります。

春の湿雪や雨まじりの日に滑る予定があるなら、数値の高さより目止めの範囲と止水ファスナーの有無を先に確認してください。

上下で別のブランドを組み合わせても大丈夫ですか

色と丈が合っていれば支障はありません。

注意したいのはジャケットの裾とパンツをつなぐ連結機能で、同じブランドの同じシリーズ同士でしか留められない場合があります。

深い雪に入るなら、上下をそろえるか、ビブパンツで代えるほうが確実です。

まとめ

スノーボードウェアは、生地の数値より先に滑る場所と日数を決めると迷いが減ります。

湿った雪で長く滑るなら目止めと止水ファスナーまで見て、年に数回のゲレンデ中心なら中綿入りの上下別で足ります。

形はビブパンツかシェルかで着回しの幅が変わり、サイズはブーツを履いた状態の丈と実寸表で決まります。

ぜひ本記事の「環境→数値→サイズ」の順番とタイプ別の向き不向きを参考に、自分の滑り方に合う1着を選んでください。

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