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バーベキューの炭の量|人数と時間から決める目安を解説

バーベキューの炭の量|人数と時間から決める目安を解説

炭の袋には3kg、5kg、10kgと重さだけが書かれていて、何人分なのかは書かれていません。

必要量を決めているのは人数そのものではなく、コンロの火床を炭で埋める量と、その火を何時間持たせるかの掛け算です。

大人1人あたり1kg前後という目安が広く使われていますが、これは3〜4時間ほど焼き続ける前提の数字なので、昼に2時間だけなら半分で足ります。

反対に火床の広い脚付きコンロを使うなら、参加者が少なくても最低量のほうが先に決まってしまいます。

本記事では、炭の量の表示の読み方・人数と時間からの計算・炭のタイプごとに変わる燃焼時間を解説します。

アウトドア一歩 編集部

アウトドア一歩 編集部

「アウトドア一歩」は、釣り・登山・雪山・海辺・BBQ・観察・クマ対策・ポータブル電源まで、アウトドアの道具選びを用途別にまとめるメディアです。メーカーが公式に公開している仕様を確認したうえで、何を見て選べばいいのかを整理してお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

バーベキュー用の炭は重さ表示だけで、同じ3kgでもかさは変わります

売り場に並ぶ炭の表示は、ほぼ重さ(kg)だけです。

3kg、5kg、6kg、10kgあたりが中心で、体積や燃焼時間が書かれている袋はほとんどありません。

ここで買い間違いが起きます。

重さが同じでも、原料と作り方によって粒の密度が違うため、袋を開けたときのかさが揃わないのです。

ナラやクヌギを焼いた黒炭は比重が軽く、3kgでもかなりの体積になります。

おがくずを固めて炭にしたオガ炭は密度が高いので、同じ3kgだとかさは小さくまとまります。

「3kgあれば火床が埋まる」とは言えないわけで、判断の基準は重さではなく火床の面積側に置いてください。

必要量の数え方としては、まず火床にすき間なく一層並べる量を最低ラインとし、その上に継ぎ足しぶんを積む、という順で考えると外しません。

一層に足りない量しか持っていかないと、火力が広がらず、網の一部でしか焼けない状態になります。

家庭用の脚付きコンロなら一層で1〜2kg程度は使うので、3kgの袋1つは「一層+少しの継ぎ足し」ぶんだと考えておくと見積もりを誤りません。

人数と燃やす時間から出すバーベキュー炭の量の目安

大人1人あたり1kgという目安は、3〜4時間ほど火を使い続ける前提で広く使われている数字です。

時間が半分なら量も半分に近づき、逆に日が落ちるまで火を残すなら1.5倍を見ておくことになります。

下の表は、この考え方を人数と時間で並べたものです。

条件炭の量の目安考え方
大人2〜3人・2時間程度2〜3kg火床一層+一度の継ぎ足し
大人4〜5人・3〜4時間5kg前後1人1kgをそのまま当てる
大人6〜8人・3〜4時間8〜10kgコンロ2台に分ける想定も含む
子ども連れで焼く量が少ない大人の人数分だけ子どもは人数に数えず、大人の頭数で計算する

この表がずれるのは、コンロが小さい場合です。

火床が浅く狭い卓上タイプは一度に入る炭が少ないので、総量は足りていても継ぎ足しの回数が増え、そのたびに火力が落ちます。

台数と火床のサイズから逆算したいときは、卓上バーベキューコンロの選び方で屋内使用の条件とあわせて解説しています。

食材の量も同じ計算に乗ります。1人あたりの肉と野菜の重さが決まれば、持っていくクーラーボックスの容量も決まるので、クーラーボックスの容量と保冷力の見方を参考に、炭と食材を同時に見積もっておくと当日の買い足しが減ります。

炭のタイプで燃え続ける時間が変わります

同じ5kgを持っていっても、タイプが違えば持ち時間は変わります。着火の速さと燃焼時間はおおむね反対の関係にあるので、短時間で切り上げるのか長く火を使うのかで選び分けてください。

黒炭

ナラやクヌギなどを比較的低い温度で焼いた炭で、ホームセンターや100均でも扱いのある一般的なタイプです。

火が付きやすく立ち上がりが早い反面、燃え尽きるのも早いので、3〜4時間の日中のバーベキューなら継ぎ足しを2回程度は見ておくことになります。

輸入品のマングローブ炭も黒炭に含まれ、はねやすい粒が混ざることがあるため、火床から離れて着火してください。

オガ炭

おがくずを棒状に固めてから炭にしたもので、密度が高く形が揃っているのが特徴です。

着火には黒炭より時間がかかりますが、火力が安定して長持ちするので、同じ重さなら継ぎ足しの回数を減らせます。

厚い鉄板を温めてから使う焼き方とは相性がよく、バーベキュー鉄板の厚みで変わる焼き上がりで厚みごとの蓄熱の違いを解説しています。

白炭(備長炭)

高温で焼いて仕上げた硬い炭で、叩くと金属のような音がします。

長時間安定して燃える一方、単体では着火が難しいので、黒炭やオガ炭で火をおこしてから加える使い方が現実的です。

串を回しながら遠火でじっくり焼く場面に向いていて、串の素材と長さについてはバーベキュー串の金属と竹の違いで解説しています。

バーベキュー中に炭が足りなくなったときの困りごとと、余った炭の扱い

足りなくなって困るのは、炭の追加そのものではなく、追加してから火力が戻るまでの待ち時間です。

燃えている炭の上に新しい炭を乗せても、赤くなるまでには時間がかかり、その間は網の温度が下がって食材が焼けません。

肉を焼き始める前に炭を足しておく、あるいは火床の片側に炭を寄せて空いた側で新しい炭を起こす、といった前倒しの動き方で回避してください。

余った炭は捨てる必要はありません。

消火して乾いた状態で保管すれば次回も使えるので、封のできる袋か缶に入れて湿気を避けて置いておきます。

ただし消火のしかたには注意が必要で、燃えている炭に水をかけると高温の蒸気と灰が舞い上がり、やけどの危険があります。

フタや火消し壺で空気を断って消すのが基本で、消えたと思っても内部に熱が残るため、完全に冷えるまでは触らないでください。

燃え残りや灰の処理は施設のルールに従います。

地面に埋めるのは火事の原因になるので避け、灰捨て場がない場所では持ち帰り前提で容器を用意しておくと安心です。

使用後の炭火は一酸化炭素を出し続けるので、暖を取る目的でテントの中や車内に持ち込まないでください。

命に関わる中毒事故につながります。

よくある質問

炭の量はどこに書いてありますか

袋の表面か側面に「3kg」「5kg」といった重量表示があり、あわせて原料(ナラ・マングローブ・オガ)と原産国が書かれています。

燃焼時間の記載はほとんどないので、持ち時間はタイプから判断してください。

通販の商品ページでも、まず重量と原料の欄を確認するのが確実です。

炭が余ったら次のバーベキューまで置いておけますか

置いておけます。

炭は腐りませんが湿気を吸うと着火しにくくなるので、完全に冷ましてから密閉できる容器に入れ、屋内の乾いた場所で保管してください。

一度火が入った炭も同じ扱いで使えます。

着火剤は炭の量に合わせて増やすべきですか

増やす必要はありません。

着火剤は最初に火を渡す役目なので、量ではなく置き方で決まります。

炭を煙突状に組んで下から火を入れれば少量で足り、火が回らないときは着火剤を足すより炭の積み方を直したほうが早く着きます。

燃えている炭に液体の着火剤を継ぎ足すのは、炎が吹き上がって危険なので行わないでください。

まとめ

炭の量は人数だけで決まらず、火床を一層埋める量に、燃やす時間ぶんの継ぎ足しを足して見積もります。

大人1人1kgという目安は3〜4時間の前提なので、短時間なら減らし、日暮れまで使うなら増やしてください。

同じ重さでも黒炭とオガ炭では持ち時間が違うので、タイプまで含めて選ぶと当日の継ぎ足しに追われません。

ぜひ本記事の人数と時間の目安表を参考に、コンロのサイズに合った炭の量を決めてから買い物に出かけてください。

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